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秋の野の 乱れて咲ける花のいろの ちぐさにものを思ふころかな 秋吹くは いかなる色の風なれば 身にしむばかりあはれなるらむ ぬし知らぬ 香(か)こそにほへれ秋の野に たがぬぎかけし藤袴ぞも
秋宝珠
山里は くずのうら葉をふきかへす 風のけしきに秋を知るかな あさぢ原 たままく葛のうら風の うらがなしかる秋は来にけり いかにせむ しぐるる野べのおもひ草 した葉にむすぶつゆのみだれを
秋宝珠ータケル

あけびーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アケビ(木通、通草)は、アケビ科の蔓性落葉低木の一種

(学名: Akebia quinata)であるが、アケビ属(学名: Akebia)に

属する植物の総称でもある。本記事ではこの種の方を扱う。

 

茎は蔓になって他物に巻き付き、古くなると木質化する。

 

葉は5つの楕円形の小葉が掌状につく複葉で、互生する。

 

花は4 - 5月に咲き、木は雌雄同株であるが雌雄異花で淡紫色。

花被は3枚で、雄花の中央部には6本の雄しべがミカンの房状に、

雌花の中央部にはバナナの果実のような6 - 9本の雌しべが放射状につく。

雌花の柱頭(先端部)には、甘みを持った粘着性の液体が付いており、

花粉がここに付着することで受粉が成立する。雌雄異花で蜜も出さないので、

受粉生態にはよくわかっていない点が多いが、雌花が雄花に擬態して、

雄花の花粉を目当てに飛来する小型のハナバチ類を騙して受粉を成功させて

いるのではないか、とする仮説がある。

ハエ類が甘みを持った粘着質を舐めに来る際に受粉していると考えられる。

 

受粉に成功した個々の雌しべは、成長して果実となり、10センチメートル

前後まで成長する。9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。

成熟した果実の果皮は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座と

そこに埋もれた多数の黒い種子を裸出する。

この胎座の部分は様々な鳥類や哺乳類に食べられて、種子散布に寄与する。

コスプレはやってたけど、本来の姿で描くのは久し振りです (^_^;)

でもちゃんと手がすべてを覚えていました。長年つきあっているキャラだけありますね。

 

今回もえらく時間がかかりました。こんなシンプルな絵なのに。

まだ介護のあとの燃えつき症候群みたいなものの影響が大きかったようです。

いつまでも自分も若くないなあ、と思い知る (ーー;)

 

説明も不要ですが、最近ではあまり見かけなくなったアケビです。

私も野生のものは見たことないと思います。

食べたことはあるようなないような…?記憶がいまいち不鮮明です。

野生の果実はそんなに甘くないですよね。

 

最初はすももにしようかとも思いましたが、せっかく秋なので

秋の果実に。古代ではもしかしたらご馳走だったかもしれません。

甘味のある果実だしなあ…。

 

実は植物は絵に描くたびに構造を考えているせいか、

一度描くとその植物のことは覚えますね。

で、実物を見てもすぐにわかるようになります。

「描いて理解して覚える」ものになっているようです。

 

あ、これって人体の構造でも同じかなあ…? (^_^;)

 

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