この神風(かむかぜ)の伊勢の国は常世の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。 傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。この国に居(を)らむと欲(おも)ふ
斎宮ー倭媛

倭媛命やまとひめのみこと。生薨年不明)ーーーーーーーーーーーーー

 

記紀に伝える古墳時代以前の皇族。第11代垂仁天皇の第4皇女。

母は皇后日葉酢媛命。伊勢の地に天照大神を祀った(現伊勢神宮)皇女とされ、

これが斎宮の直接の起源であるとも伝えられている。

 

第10代崇神天皇の皇女豊鍬入姫命の跡を継ぎ、

天照大神の御杖代として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て

伊勢の国に入り、神託により皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建したとされる

(御杖代は依代として神に仕える者の意味であるが、ここでは文字通り

「杖の代わり」として遷幸を助ける意味も含まれる。

ちなみに、倭姫命が伊勢神宮を創建するまでに天照大神の神体である

八咫鏡を順次奉斎した場所は「元伊勢」と呼ばれる)。

 

 

後に、東夷の討伐に向かう日本武尊(尊は倭媛命の甥王にあたる)に

天叢雲剣を与えている。伊勢では、伊勢の地に薨じ、

尾上御陵(おべごりょう)に埋葬されたと伝える。

伊勢の地で天照大神を祀る最初の皇女で、

これが制度化されて後の斎宮となった。

 

 

 

タロットカード「女教皇(斎王)」ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アーサー・エドワード・ウェイトのタロット図解における解説では

「秘密・神秘・英知」を意味するとされる。

 

絵に描かれている人物は伝説上の人物・女教皇ヨハンナを

モチーフとすると言われる。

カトリック教会では女性が司祭以上の職に就くことを認めていないため、

カトリックの世界では現実には有り得ないものとして扱われる

「女教皇」はしばしば「反ローマ教皇」の象徴とされる。

ウェイト版タロットの黒い柱にある「B」は

「ボアズ (Boaz)」と読み、闇を意味する。

また、白い柱にある「J」は「ヤヒン (Jachin)」と読み、光を意味する。

それぞれエルサレム神殿にあったとされる同名の柱に由来するイメージである。

 

マルセイユ版に描かれる「女教皇」は同版の「教皇」と同じような

被り物(教皇冠)を頭に乗せ、この女性が最も高い位の人物であることを表す。

被り物の内側から頭全体を覆う白いベールから、

この女性が修道女あるいは尼といった聖職に就いていることを示し、

同時に処女であることを表現している。

女性の持つ書物はトーラの書であると解釈されるのが一般的であり

「高度な知識や学問の象徴」とされる。

マルセイユ版では、描かれる書物が観る者の側に開かれ、

その知識を授けようとしている構図なのに対し、

ウェイト版ではベールで半分隠れている。

これは「宇宙の真理というものは、

人間には容易に理解できない」事を意味する。

 

 

《正位置の意味》ーーーーーーーーーーーー

 

知性、平常心、洞察力、客観性、優しさ、

自立心、理解力、繊細、清純、独身女性。

 

《逆位置の意味》ーーーーーーーーーーーー

 

激情、無神経、我が儘、不安定、

プライドが高い、神経質、ヒステリー。

 

 

Wikipediaより

 

 

 

女教皇→斎王→斎宮…、というわけで倭媛です。

卑弥呼でもいいのかなあ?とも思ったんですが、そこは身贔屓のようなものと、

卑弥呼はちょっと違うかもしれない、というイメージで。

(未婚ですが卑弥呼は「女帝」に近いかもしれないと思っています)

まつりごとには直接に関わっていなかったであろうと推測出来ることとか、

(でも影響力は大きかったと思いますが)祭祀の基本的な形を築いた女性であることとか。

この祭祀はえんえんと現代まで続いているというのもすごいなあ、と思ったり…。

 

倭媛という人はまだまだ本当に古代的な「シャーマン」というか「巫女」の能力が

高い人だったと思われます。それが幸か不幸かはわかりませんが、

当時では希有な能力として尊敬の念を集めていたんだろうな、とは想像出来ますが。

比較的若い頃のイメージで描いてみました。

 

 

奇しくも彼女と同じような立場(自分は独身だけど、甥っ子はいる、という)になってみると

本当に彼女の気持ちがよく理解できるんですよね。甥っ子はかわいい。

成人してもどんなに立派になっても、やっぱり基本的に大変に可愛い (^_^;)

ゆえにタケルのためにできる限りのことはしたい、と思えるはずです。

私自身がそうだから。本当に甥と姪というのはどうしてこんなに可愛いのかと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

この倭媛にしても、タケルにしても弟彦にしても、基本的に白い服しか着ないので、

カラーで描くときはその白をどうやって引き立てるかと悩みますね (ーー;)

本当はもっとカラフルな背景にすべきかもしれませんが、そこは斎宮、

イメージ的にやっぱり白い花、青銅の古代鏡を添えるくらいしかなくて…。

 

ぱっと見た目には毎回似てはおりますが、鏡はまた新たに描きました。

どうやってそれらしく見せるかは毎回の悩みですが、

今回は鳳凰の柄がひっそりと入っています。

これも背景になってしまうとほとんどわかりませんが、

妙に手抜きが出来ないあたりが、やっぱり私の性格なのかもしれません (^_^;)

 

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