まほろば通信Gallery
ユウスゲ(ゆうすげ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【夕菅】[学名:Hemerocallis thunbergii Baker]
ユリ科の多年草。キスゲともよばれる。
根は多数束をなして株元から出るが、横じわがあり、紡錘根はつくらない。
葉は多数叢生(そうせい)し、斜め上に伸び、上部は下垂する。
長さ40〜70センチメートル、線形で幅0.7〜1.4センチメートル、全縁。
花茎は直立し、高さ1〜1.5メートル、上部に披針(ひしん)形で
2〜7センチメートルの包葉がある。
花序は数回枝分れする典型的な円錐(えんすい)花序で、
枝の基部には包葉がつく。花は鮮やかな淡黄色で、かすかな芳香性があり、
7月中旬から8月中旬にかけて咲く。
夕方6時前後から咲き始め、翌日の朝しぼむ。
花筒は細長く、2.8〜3.2センチメートルあり、花被(かひ)裂片は6、
長さ6.5〜7.5センチメートル。
雄しべは6本、上部はやや湾曲し、基部で花筒に合着する。
雌しべの花柱は長く、頂出し、上部はやや湾曲するが雄しべより長い。
果(さくか)は広楕円(こうだえん)形、先端はへこみ、
長さ約2センチメートル、乾燥すると胞背裂開する。
種子は卵形、長さ4ミリメートル、黒色で光沢がある。
本州から九州の丘陵地の草原に生育する。
《花ことば 》 ーーーーーーーーーーー
麗しき姿ーーーー
ものすごく久しぶりに古代に帰ってきました(^^;) ほとんど1年ぶりかもしれません。
こういうものも自分の中にいろいろと距離があるようで、その時によって身近に感じたり、
逆に上手くキャッチしづらい時があったりで、本当に創作の世界って生き物なんですよね。
ひさしぶりのせいで媛の表情がいくらか硬めなのかもしれません(^^;)
以前はいつもラブラブなシーンばかりの時もあったんですけどね〜。
いや、基本はあの時と変わっていないと思いますが…。
そういえば最近よく「弟橘媛」の検索で来られる方が増えたなあ、っていうのもあるかな。
(多分、江原さんのおかげです(^^;)パワースポットがらみですね。)
ともあれ。古代の「わすれ草」というのは「萱草」だけのことかと思っておりました。
が、ユウスゲ、つまりニッコウキスゲのことも含めるらしいです。
それなら是非とも、と描いてみました。もともと好きな花でもありましたので…。
弟橘媛には百合科の花が似合う、と私は勝手に思っております。
今回は一度いつもとは違う手法で背景を描いてみようと思いましたが、
結局厚塗りと言ってもレイヤーモードを「通常」にしただけで、
筆でぺたぺた、という塗り方は出来ませんでした(^^;)
苦手な水彩を思い出してしまって…。
だからやっぱりブラシとグラデとフィルタですね〜。
花とキャラはいつもどおりに別に描いてます。
それにも関わらず、ほとんどチャンネルも作っていないし、線画のレイヤーもないのに
この背景がやたら重くなってしまって、A3だというのもありますが、
トータルで85枚以上もレイヤーを作ったのは初めてかもしれません(ーー;)
統合前には1.6GBくらいにもなってしまったという怖い事実…。
これからはもっと効率のいい方法を考えないとなあ…。
なんとなくペインターにメモリがたくさん必要なわけがわかった気がします(ーー;)
まあ、出来はどうあれ、描いているのは楽しかったので、それでよしとしましょうか(^^;)