まほろば通信Gallery

暁 光
天ざかる 夷とも著(しる)くここだくも 繁き恋かも 和(なぐ)る日もなく 万葉集 巻17-4019
暁光
夢(いめ)の逢ひは 苦しかりけり覚(おどろ)きて 掻き探れども手にも触れねば 万葉集 巻4-741

ひさしぶりのタケルです。今回、かなり無理やりに引っ張り出した感じですので、

やはりいまいちいい表情をしてくれなかったというか、ノリが悪いというか…。

いろいろと苦労したわりには納得の出来にならなくて悔しいです(T.T)

シリーズで描いていると「花と杏珠」が現在ではどうしても

一番描きやすいモチーフみたいですね。

でも徐々に古代モードも思いだしてきつつありますし、次こそはもっとまともな

作品が描けるんじゃないかなあ、と淡い期待をしております(^^;)

キャラが自ら動く気になってくれないと、本当にお絵描きは難しいのですよね〜。

やはり仕事として成立させるのは無理があるんだろうな、と改めて思いました。

巫女のモードにならないと駄目なわけですね。困ったものです。

 

 

 

悩んでいた背景のイメージはクリニックの待合室で流れていた環境ビデオを見て決まりました。

富士山だったんですよね。ああ、山もいいなあ、と思ったわけです。

ただし富士山を描いたわけではありませんで、どこかの高い山のつもりです。

雲海みたいな感じが表現したかったのでした。…けど難しかったです(^^;)

鏡を描くのは相変わらず楽しかったですが。

壁紙や背景に使っているwaveはフリー素材のブラシをいただいてきました。

こういうのは花の画面だと使えませんし、たまにこういう試みも面白いなあ、というので。

取り上げた万葉歌は大伴家持のものです。これもなんとなくイメージで…。

 

ああ、でもやはり女性陣を描きたいなあ、と思いますね。

まだまだしつこく花が描きたいようです。

いまだに花が似合う男の子を描く自信がないものですから…(^^;)

 

 

 

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