螺 旋 (らせん)

この失墜は 多分自分が犯した罪のせいだ

気付かぬうちに 誰かの心に深い傷を残したためだ

 

 

悔いても悔やみきれない 取り返せない過ちの…

 

 

落ち行く先は暗黒 果てのない闇の奥底

嘲笑う禍津神(まがつかみ)の世界

螺旋
どのみち取り返せる術がないのなら 私に出来ることがないというのなら… いっそ なにもかもわからなくなってしまえばいいのに… なにゆえ 私にこういうものを見せるのか ただの小さい存在でしかない人間なのに…
どこへ続くのか 螺旋の光 呑み込まれる 旋回する渦の中に ずっと遠くにかすかな産声 生まれようとする命の悲鳴 その声の先に 救いはあるのか 希望はあるのか そこに消えない光はあるのだろうか… 終わりのない螺旋の彼方に…

なんというか、いまいちテーマがわかるようなわからないような

絵を描いてしまいましたが…。もともと私の中に浮かんだヴィジョンが

こういうものだったので、曖昧な表現になってしまったのかもしれません。

描いたものの意味がずっとあとになってから判明することもありますので、

これもそういう類いのものかなあ、と思います(汗)

あんまし自分の頭で考えていないっていうことですね(汗)

でもこういう絵の方が自分にとっては自然のような気がします。

「螺旋」というのはもしかしたら遺伝子DNAの二重螺旋の

ことじゃないかなあ、と思ったり…。

宇宙には上下はありませんが、下降する感覚は主体的なものなんでしょうね。

 

 

で、その螺旋ですが、Photoshopのペンツールを使うつもりで戸惑ったので、

結局Illustratorで描いてしまいました。龍と背景、剣も別々に描いております。

宇宙空間の表現はフリーでいただいてきたブラシを使用。

これってかなりよく出来ていて感涙ですね♪

やはりこういうものは写真を使えばいいものが出来るってことでしょうか。

うーん…ふとカメラが欲しい気持ちになりつつあります(笑)

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