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 波の奥津城(おくつき)
この腕をすり抜けて 波底に滑り落ちた珠玉 そんなふうにしてまで 救われるべき この身ではないのに 死ぬことよりも 残されることが辛い 後悔よりも 鋭い刃がこの胸を貫く 悔いることが せめて出来るのなら……
波の奥津城
永久(とわ)に隔てる海は千尋 波音が 呼ぶ声を掻き消すばかり

新年なので、原点に立ち返ってみました。

終生癒されぬ喪失感というのは重いですね。

タケルの一番の悲劇はこれかなあ、と私は考えていたりします。

幾度考えてもどうしても重い傷です。せめて死後にでも癒されることがあればいいのですが、

後世に持ち越してしまいそうな課題ですね~(汗)

 

どうってことのないシンプルな画面なのにやたらと時間がかかったのはなぜだろう…?(汗)

本当は上にもう2枚ばかり波のレイヤーがあったんですが、

さすがに効果を重ね過ぎるとうるさい画面になってしまうなあ、とあとで消すはめに。

そういう試行錯誤をしているから、余計に時間がかかったのかな。

まあ、いつも上手くいくケースばかりではないですね。

媛のアップの方の線画は鉛筆で描いています。タケルの方はペンですが。

鉛筆だと小技が効かないから、ペンの方が細かい書き込みが可能ですね。

ゆえに線画の色を変える場合はペンを入れることがほとんどです。

でも、たいして違いがなさそうな気がするなあ…。

今回の悩みは実は素材作りだったり…。特に壁紙がね~。

いまいち自分でも納得出来てないんですが、もう仕方がないかなあ、と(汗)

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