このあいだの龍の続きで描いてみたかったのが神獣・麒麟です。
「十二国記」以来、本当に印象が深い生き物になってしまって、
存在感は実在の動物とあまり変わらないようにすら感じます。
しかしながら、もともとは中国の神獣ですから、どうすれば出せるかなあ?と悩んだのですが、
じゃあ、夢の中の深窓意識の世界ならこういうのもありかなあ、とかなり強引に描いてしまいました(汗)
大蛇や龍がいるのなら、麒麟がいてもおかしくないですよね?ねっ?(すごい強引だけど)
なにげに正しい道を指し示すような存在として描いてしまったのも、まあ自然な流れかなあ?…と(笑)
でもデザインには悩んでしまいました。馬タイプか鹿タイプかどちらにしようかと…。
あげくにかなり中途半端になってしまった気がします(汗)
こだわって睫毛の色まで金色にしたら、縮小したら、眼が目立たなくなってしまいました。
しまったなあ(汗)
この作品は画像が4枚あります。タケルと麒麟と背景の杜と座っている樹と。
それぞれ別に描いて、色調を合わせて合成しました。
だから重ねれば見えなくなる範囲も少なくなかったりするのですが、
見えないところまでしっかり描いてしまうのが私の性格だなあ、やっぱり。
だから背景にはかなり時間もかかったように思います。
そのわりには凝っていないようにも見えますが…(泣)
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