「ミヅチ」で水の龍を描いたので、今度は是非とも火の龍を描きたいなあ、と思って出来た作品です。
火の龍で連想するものは多かったのですが、やはり大いなる力の象徴かなあ、ということで、
大きな自然、要するに地球のマグマのようなものをイメージしてしまいました。
火山と地震の国、日本の歴史ですから、太古の昔から
暴れる龍に泣かされる人も多かったでしょうしね。
出来ればいつまでも眠っていて欲しいものですが、
そうはいかないのが自然の息吹きそのものなんでしょうね(汗)
静かな再生を願ってしまいました。
で、タケルとはどういう関わりがあるかというと、
やはり「火」を味方につけた草那芸の剣の印象は大きいですし、
そのあたりのイメージとも関係があります。
余談ながら、うちのキャラのタケルは温泉好きだったりもします(笑)
きっと旅のあちこちで新しく名泉を発見して、
心身を休めることに歓びを見い出しているんだろうな、と思います。
タケルにまつわる伝説にもそういうものが少なからずありますし。
その土地に住む人たちにいいお湯を残すのをささやかな歓びにしていたりして…(笑)
今回の火龍は手間がかかりましたが、結構自分のイメージのとおりに描けて満足しています。
水の龍とは微妙にデザインが違ったりもして…。
昔から龍は好きで、参考資料がなくても描ける貴重な幻獣です。
その分、気合いが入って重い画像になってしまいました(汗)
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