タケル亡き後、面影を偲んで、各地を旅する美夜受媛の耳に
懐かしい鳥の羽音が聞こえました。
それははるばる北の地から渡ってきた白鳥の羽ばたき。
彼にもう一度会えるわけではないのに…
それでもその羽ばたきに彼の幻を追ってしまうのは、
諦め切れない愛の残照でしょうか…。もう一度逢いたい…。
そこには無数の白鳥が舞い飛ぶばかり…。
冬のはじまりの渡り鳥のイメージ作品です。
人物と鳥とは別に描いたのですが、背景は人物と同じファイルに直接描きました。
ただし、空の部分は写真を使っています。
例によって草原はオリジナルのブラシで作成。
でも背の高い草なので(たぶん葦とかなにかです)変型したり伸ばしたり。
まあ、それなりに工夫が必要でした。
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