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 常 処 女 (とこおとめ)
常処女(とこをとめ)

まだ10代前半の少女の弟橘媛を描いてみました。

このころはまだ『私は巫女だから誰のものにもならないの』

とか言っている、無垢な少女でした。

でもすでに一度小碓王子(タケル)とは出会っていて、

なんとなく心惹かれています。

恋とかそういう心情ではなくて、妙に忘れられない相手として。

その後、彼女の夢の中で王子は成長し、うつつの若者となって再会に至るわけです。

 

 

春の林の雰囲気が出したかったのですが、

背景にフリー写真で桃の花を使っています。

別に桃にこだわりたかったわけではありません。

なんとなくピンク系の花があるなあ、という感じにしたかったのでした。

こんな安直なことでいいのかしら(笑)

ピンク系の服は弟橘媛のお気に入りのようです。

大人になってもよく着てますね。

私のイメージの中では彼女のオーラってピンクなんですよね。

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