四季彩Gallery
露時雨 もる山かげの下紅葉(したもみぢ) 濡るとも折らむ秋のかたみに
秋萩の うつろふ惜(を)しと鳴く鹿の 声きく山は紅葉しにけり
さびしさは 深山(みやま)の秋の朝ぐもり 霧にしをるる槙(まき)のした露
雁のなく 峯のむら雲うちしぐれもみぢ しぬべき秋の空かな
置く露や 染めはじむらむ秋山の 時雨もまたぬ峰のもみぢ葉
今回あまり解説することはないです。
下書きはわりと早い時期に出来ていたんですが、暑さにめげて
ちゃんと描き始めることができなかったんです。
9月の声を聴いて、やっと手がつけられたというか、
まあ精神安定剤が欲しかったこともありましたし。
やはり最も集中できるのがお絵描きなので。
本当の子ぎつねがこの季節に生まれるかどうかわかりませんが、
神様のお使いですから、イレギュラーでもいいんだろうな、と
いう感じで書いています(^_^;)
うちのキャラがしばしば木の上にいるのは私が子供の頃に
京都御苑の近くに住んでいて、毎日遊んで木に登っていたからです(^_^;)
昔は警備も緩やかだったのかな?
今だったら(大人だったら)やっちゃいけないと思いますが(^_^;)
子供の頃はお寺や神社の境内やどこでもが遊び場でした。