四季彩Gallery

うす霧の 晴るる朝けの庭見れば 草にあまれる秋の白露 松かげの 浅茅がうへのしら露を たまゆら置かぬ庭の秋かぜ かつおちて 結びもとめず秋草の 葉ずゑにあまる玉ゆらの露
白露の旋律
はかなさを 我が身のうへによそふれば 袂にかかる秋の夕露 消えかへり はかなき上の道芝に いくだび露の身をやどすらむ 今はただ 消ゆべきものをしら露の 何にこころを思ひおくらむ
白露の旋律 杏珠
夕暮れの まがきの萩のうへに置く 露のかごとのみだれてぞ思ふ 思ひわび うき身ぞやがて消えぬべき 露の契りを待つとせしまに 恋ひわびて 野べの露とは消えぬとも たれか草葉をあはれとは見む

長年絵を描いてきますと、比較的早い段階から「これは良くなる」「これはいまいち」というのが

わかるようになります。本当に早い段階…ラフの時からすでに、ですね。

もしかしたら頭の中にあるイメージの段階、という方が正確かもしれませんが…。

イメージがはっきりしていて、そのままに描けそうな時は問題もないんですが、

いくらラフの段階で描き直しても、どうしても「いまいち」としか思えない場合ですね。

 

…それでもその時に出来る限りの努力で完成させようと試みることになります。

これが本当にマラソンなんですね。懸命に完成させても「いまいち」なのがわかるから…。

 

でも途中で投げ出すのは嫌なので、頑張って描きます。

仕事ではなくても求める理想は常に自分の内にあるからです。

安易な妥協を許さないのは自分自身です。

 

今回は自分でわかる「いまいち」の方です。辛かったというか、描くことが辛いのでなく、

前もって完成度がわかってしまうことが辛いです。

 

この感覚はほとんど外れません。「よかった」と思える作品にはそれなりの点数をいただいたり、

お気に入りに入れていただいたりしますし、そういうのが予想通りになるんです。

 

でも、それがわかってもいつも「いいもの」にはならないのがね~。厳しいですよね。

本当に自分も、見てくださる方もそれなりに満足してくださるパターンの作品は

年に1、2枚くらい描ければいいほうかなあ…。そんなもんですよ。

 

今回は自分でわかる「いまいち」の方です。辛かったというか、描くことが辛いのでなく、

前もって完成度がわかってしまうことが辛いです。

 

この感覚はほとんど外れません。「よかった」と思える作品にはそれなりの点数をいただいたり、

お気に入りに入れていただいたりしますし、そういうのが予想通りになるんです。

 

でも、それがわかってもいつも「いいもの」にはならないのがね~。厳しいですよね。

本当に自分も、見てくださる方もそれなりに満足してくださるパターンの作品は

年に1、2枚くらい描ければいいほうかなあ…。そんなもんですよ。

 

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