四季彩Gallery

かりがねの 聞こゆるなへにみわたせば 四方(よも)の木ずゑも色づきにけり 見るままに もみぢ色づくあしひきの 山の秋風さむくふくらし おしなべて もみぢの色になりにけり 時雨に染まぬこずゑなければ 天のはら 時雨にくもる今日しもぞ もみぢの色はてりまさりける くれなゐの 時雨ふればやいそのかみ ふるたびごとに野べを染むらむ 野べごとに しぐれに染まるいろいろの もみぢの錦たれか織りけむ
神送りの風
みなかみに 風やふくらし山川の 瀬々のもみぢの色ふかく見ゆ にはのおもに 散りてつもれるもみぢ葉は 九重にしく錦なりけり なみださへ 時雨にそへてふるさとは もみぢの色も濃さぞまされる 秋風に あへず散りぬるもみぢ葉の ゆくへさだめぬ我ぞかなしき ものごとに 秋ぞかなしきもみぢつつ うつろひゆくをかぎりと思へば さびしさは 深山(みやま)の秋の朝ぐもり 霧にしをるる槙(まき)のした露 下紅葉(したもみぢ) かつちる山の夕時雨 ぬれてやひとり鹿のなくらむ
神送りの風 白狐飛ぶ
神送り(かみおくり) 旧暦 10月には諸国の神々が出雲に集るという伝承に由来し, 神々の出発を送る祭りのこと。 神々の出発をお上り,神立ち,お飛びなどと呼び, 9月 30日に神送りをする習俗が多くの地方で伝承されている。
神送りの風 杏珠舞う

神無月と神有月。新暦と旧暦とでは違いがあって、現代では新暦の9月30日でも

旧暦ですと、違ってくるし、当然気候も季節の風物も違うよね、という認識で。

そうしますと、神無月はちょうどいまごろじゃないかなあ、と思ってしまった次第。

紅葉の頃には若干早いですが、微妙ですね(^_^;)

紅葉か雪かを描きたいと思ったんですよ。とりあえず紅葉ですね。

雪バージョンも余裕があれば描きたいとは思います。

 

当初、みっちりと背景をいれるつもりにしていたら、明らかにうっとしいのですね。

だから一度消して背景は描き直しました。この程度にしておかないと、ですね。

私は空間恐怖症のきらいがあるので、油断してはいけません。

空間を有効に残す、というのも大事な課題だと思っております。

理想は日本画ですが、難しいですね~(^_^;)

単独バージョンの背景は過去に描いたパーツをいろいろ再利用しました。

キャラに手間暇かけてしまうと、背景に凝る気力が残りません…(ーー;)

このごろ毎回のことですが、本当に無事に完成するのかなあ?とはなはだ自身のないままに

描いております。今回は手がける直前にTINAMIのアドバイスラウンジの方で、いろいろと

非常に有益なアドバイスをいただいたので、それを少しでも取り入れて生かすようにしたいなあ、と

思いながら描いておりました。

 

まあ、課題は本当にいろいろあったんですが、表情が現れるのが顔だけじゃなくてポーズからも

表現ができるといいなあ、とか、そういうふうな課題を自身に課してみました。

あと、コラージュみたいに見える、というご意見をいただいて、その理由を探していくうちに

レイヤースタイルの平板な陰影がそういう印象を作り出していることに気づきました。

これは良くないですよね。原因がわかったからには改めようと、今回はその点も

自分なりに工夫をしています。成功しているかどうかはわかりませんが…。

一気に描けるものではないと思いますが、心がけるのとかけないのとでは違うだろうな、と…。

 

課題にこだわらなくても描きたいものは描けるけど、でももっといいものが描きたい、というのが

人情ではありますし、これは生涯忘れてはいけないことだと思っています。

向上心っていうのも魂の刻印なんだよね、きっと…(^_^;)

 

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