四季彩Gallery
サクラ全般の花言葉
「精神の美」「優美な女性」
ソメイヨシノ 染井吉野(Yoshino cherry)
「純潔」「優れた美人」
シダレザクラ 枝垂桜(Weeping cherry)
「優美」「ごまかし」
里桜、八重桜(Double cherry blossoms)
「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」
ヤマザクラ 山桜(Wild cherry blossoms)
「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」「美麗」
今年(2015年)の「桜Exhibition」に出展予定の作品です。
例年ですと、会期が始まってからの発表になるのですが、
今年はFacebookのお絵描きグループ内で、製作過程を順次更新していたこともあり、
いまさら非公開にする必要もないかな、ということで、先駆けての更新です。
グループの方々には悩んでいる過程もリアルに伝わったのではないかと思います (^_^;)
で、そもそものこの作品のイメージはやはりグループの方にいただいたコメントからでした。
チマチョゴリが好きで描いていましたら、「韓国の国花も桜だったことがあるんですよ」と
教えてくださいまして。初めてお聞きしたそれが新鮮で、瞬間的に、こういうイメージが
ばーっと脳裏に展開しました。日本の象徴が桜だからと、韓国の国花は無窮花(厶グンファ)に
変更されたそうです。私は行ったことがありませんが、環境が近ければ韓国にも
あちこちに桜の名所が存在するのかもしれませんね。
ソメイヨシノはすべてクローンの樹です。大変美しいものですが、
ひとたびなにかトラブルがあればあっというまに全滅してしまう弱さも持っています。
地球上の生物が人間も例外でなく、これだけ多種多様であれば、そういういきなり全滅の
危惧も少なくなります。生物は多様化をはかることで、全滅の危機に備えをしてきたんですね。
まあ、人類がこれだけ多様なのも、言語や文化が多様なのもなんとなく理解出来ます。
クローンじゃなくて、多様化を選んできた世界。
おかげでいろいろと理解に手間取ることもありますが、基本的には同じ人間。
どこへ行ってもその想いは変わらないと思います。