四季彩Gallery

もろ人の いのる千歳をあつめても なほかず知らぬ春の初空 紫も あけもみどりもうれしきは 春のはじめにきたるなりけり 春はまづ なびきにけりな佐保姫の 染むる手引きのあをやぎの糸
春彩紡ぎ(はるいろつむぎ)
かすみ晴れ みどりの空ものどけくて あるかなきかに遊ぶ糸ゆふ 晴れくもり わたる春日(はるひ)もかげろふの あるかなきかの小野の糸ゆふ しづ けくて 吹きくる風もなき空に 乱れてあそぶ糸ぞ見えける
春彩紡ぎ(はるいろつむぎ)杏珠

モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora)ーーーーーーー

 

中国では、「辛夷」と表記する。モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。

花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もある。

ハネズ、モクレンゲと呼ばれることもある。

昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、

これは花がランに似ていることに由来する。今日では、

ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった。

中国南西部(雲南省、四川省)が原産地である。

英語圏に紹介された際に、Japanese magnolia と呼ばれたため、

日本が原産国だと誤解されている場合がある。

 

小型で樹高3-5m程度。葉は互生で、広卵型、長さ8-10cm、先は尖る。

花期は春(4-5月頃)。花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、

雄しべと雌しべは多数が螺旋状につく。上品な強い芳香を放つ。

ハクモクレンとは異なり、花びらは舌状で長い。実は赤い。

庭木、公園樹として中国、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されている。

移植は困難であり、株分けによって殖やす。

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では国花に指定されている。

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

自然への愛・持続性・高潔な心・崇高・慈悲・荘厳

 

 

wikipediaより

 

2年越しの作品になりました。時間をかけてもクォリティは絶対に落とすまいと

心がけていますので時間がかかるのは仕方がない、と最初から開き直っておりますが…。

忙しくても花はやっぱり自分で描いてしまうなあ、ということで紫木蓮です。

最初は白木蓮との混合の画面にしようかと考えていましたが、

なんか今回は紫木蓮(しもくれん)だけの方がいいような気がして…。

どちらの色も好きなんですけどね (^_^;)

飛天のイメージがずっと頭の中にあったので、飛天スタイルの春の精です。

古代日本のカテゴリに入れようかとも思いましたが、どちらかというと唐風に近い衣装なので

古代には入れませんでした。髪形は相変わらず好き勝手に描いております。

糸を繰るのに2本一度は無理だと思うなあ…。描いちゃったけど… (^_^;)

季節の彩りを紡いで花々と自然の色彩を織る、というイメージが昔から好きです。

機を織る姫は佐保姫や龍田姫などの季節の女神でしょうね。

 

今回は気持のどこかに余裕が持てた分、描いていても本当に楽しかったです (^_^;)

いつもこうだと嬉しいな~ (^_^;)

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