四季彩Gallery
狐火(きつねび)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沖縄県以外の日本全域に伝わる怪火。
ヒトボス、火点し(ひともし)、燐火(りんか)とも呼ばれる。
人々の寝静まった夜中、提灯のような火が点滅しつつ、
十個から数百個も行列をなして現れる。
行列の長さは一里(約4キロメートルあるいは約500〜600m)にも渡り、
その数も次第に増えたかと思えば突然消え、また数が増えたりもする。
火の色は赤またはオレンジ色が一般的だが、青い火の目撃例もある。
その名の通り狐と密接な関係があるとされ、狐の吐息が
光っているという説が多いが、他にも狐が尾を打ち合わせて
火を起こしているとも、狐の持つ狐火玉と呼ばれる玉が
光っているとも言われている。
寛保時代の雑書『諸国里人談』では、元禄の初め頃、漁師が網で
狐火を捕らえたところ、網には狐火玉がかかっており、
昼には光らず夜には明く光るので照明として重宝したとある。
現れる場所は道のない山腹など、人の気配のない場所であり、
人の気配を感じると姿を消してしまうとされる。
逆に人をどこまでも追いかけてきたという伝承もある。
狐が人を化かすと言われているように、狐火が道のない場所を
照らすことで人の歩く方向を惑わせるとも言われており、
そのようなときは足で狐火を蹴り上げると
退散させることができるとされる。
逆に長野では、ある主従が城を建てる場所を探していたところ、
白い狐が狐火を灯して夜道を案内してくれ、城にふさわしい場所まで
辿り着くことができたという話もある。
狐火を鬼火の別称とする説もあるが、
一般には鬼火とは別のものとして扱われている。
Wikipediaより
またしても突然に描きたくなったので描いてしまいました。お稲荷さんの子狐ちゃんです。
狐火を灯して道案内してます。
千本鳥居の中を行くのだから、行き先はお山を一回りのはずですが、
こういうご案内がある時はおそらくちょっと違う次元に繋がっていたりするんですね。
しかしながら子狐ちゃんはあくまでも眷族ですから、悪さをするのではなくて、
やはりこれは神様のもとに連れて行ってくれるんだと思います。
でもこうして呼ばれるのはきっと特別な意味があるのだろうし、
呼ばれる側は嫌でも緊張してしまいますよね〜(^^;)
…こういう幻想を抱いても全然おかしくないような夜のお山の雰囲気もいいなあ…(^^;)
ちょっと怖い気もしますけどね…(^^;)
(実際にいろいろと怪奇な現象に出くわすという噂もありますし…)
やっぱりあの千本鳥居の独特な雰囲気のある道が好きで、子供の頃から親しんだ場所ですし、
あの中の狐、というのはどうしても描きたい存在でした(^^;)
でもこの千本鳥居の道が結構な難物でした。
基本の鳥居をコピー&ペーストで増やしてくだけですが、
これがえらく重くなってしまいまして、レイヤーを結合するタイミングにも悩みました。
そもそもA3サイズはあるんんですし、それで360dpiですからやっぱり半端じゃありません。
これでもキツネちゃんと背景の鳥居はすべて別に描いて合成したんですが…。
さらにお山の夜の雰囲気を出そうとあれこれやっていたら、とてつもなく重い画像に…(ーー;)
相変わらずイライラしそうな時間がかかりましたが、でも描いてる間は
とても楽しかったからそれでいいかなあ、と…(^^;)