四季彩Gallery
日本と桜ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本で桜は最も一般的な花であり、最も愛されている花である。
サクラの花は往々にして葉が出そろう前に花が咲きそろう。
この「何もないところに花が咲く」という状態に、
古来生命力の強さを感じたものと思われる。
春を象徴する花として日本人にはなじみが深く、
初春に一斉に開花する特徴があり春を告げる役割を果たす。
俳句の季語になっているほか、桜の開花予報、
開花速報は春を告げる合図となっている。
また、入学式を演出する春の花として多くの学校に植えられている。
桜が咲いている季節がまさに春である。
日本全土で全ての種類の桜が全て散り終わると
晩春の季節となり、初夏がやってくる。
ぱっと花を咲かせた後、散ってゆく桜の儚さや潔さが非常に好まれている。
古くから桜は諸行無常といった感覚にたとえられており、
ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となった。
Wikipediaより抜粋
イメージの段階からえらく難産でしたが、どうにか完成まで漕ぎ着けました。
やはり、春といえば桜ですね。いつもとは時代をずらせて、近代まで来ました。
卒業ではなくて、これから入学して学校生活に胸を弾ませている新入生です。
これも最初は卒業生のお姉さま、という感じで描き始めたのですが、
どうにも気分が浮き立たず、いつも描き慣れている年代の少女にしたところ、
素直にまとまった、という事実がありました(ーー;)
「だからね〜、困った時は杏珠でないと駄目なのよ」と言われているような…(^^;)
そのせいで新入生にならざるを得なかったんですが…、まあ、いいかあ…(^^;)
基本的に日本の象徴のような桜ですが、描くのは結構難しいものですね。
目立ちませんが、意外と手間ひまがかかったのが矢絣の模様。
普通にパターンを嵌め込むにはふさわしくありませんし、
線画の別レイヤーで描きまして、着色も別にして重ねました。
メモリを食うので、日頃はあまり指先ツールを使わないのですが、さすがに今回は必要でした。
やや大きめではありますが、まあまあイメージ通りでいけたかなあ、と…(^^;)
イメージ通りに出来ないのは背景でしたね。もっと具体的な風景がいいのか、
それも悩んだんですが、それぞれのパーツを置いてみたら、
そういうものを描くスペースがないのに気がつきました(ーー;)
どのみち洋館とかハードルが高いものなので、これでよかったのかもしれません。
でも当初の頭の中のイメージにほど遠いというのは辛いなあ…。
やはりもっともっと上手くなれるといいのになあ、と、切実に思いますね…(ーー;)