四季彩Gallery
ムラサキシキブ(紫式部、Callicarpa japonica)ーーーーーーーーーーーーーー
クマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、
また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。
高さ3m程度に成長する。小枝はやや水平に伸び、葉を対生する。
葉は長楕円形、鋭尖頭(先端が少し突き出すこと)、長さ6-13cm。
細かい鋸歯がある。
葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。
初めは表側に細かい毛があることもある。
花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲く。
秋に果実が熟すと紫色になる。果実は経3mmで球形。
栽培品種には白実のものもある。
名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、
この植物にこの名が付けられたのは
もともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。
「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。
北海道から九州、琉球列島まで広く見られ、国外では朝鮮と台湾から知られる。
低山の森林にごく普通に見られ、特に崩壊地などにはよく育っている。
ムラサキシキブ(コムラサキ、シロシキブ)の名所として、
京都・嵯峨野の正覚寺が有名である。
《花言葉》ーーーーーーーーーーー
愛され上手・上品・聡明
wikipediaより
また季節の先取りになります。ムラサキシキブの実の方です。
昔から、この植物はなぜか花よりも実の方が目に付くといいますか、印象的なんですよね。
あまりに綺麗な紫の実だからでしょうか。
実は私はコムラサキとの見分けがよくわかりません (^_^;)
まあ、ですのでどちらのイメージでも可、ということで、いい加減ですみません。
イメージなんてもともとこんなものです。
そのムラサキシキブのイメージがどうして「あくがれ」になるのか、自分でもよくわかりませんが、
今朝、目が覚めた瞬間に「憧憬ーあこがれー」というタイトルが決まってしまったのですね。
そのイメージのままに、「あくがれいずるこころ」を形にしてみようかなあ、と思った次第です。
多分、私の気持ちの中のどこかに共鳴するものがあるんだろうな、と思われます。
意外に紫をテーマにすることは少なめかもしれませんね。私は好きな色なんですが…。
濃い紫ですから、水干を白にしてしまうと、また違うよなあ、と思ったので、
水干も紫系統の色合いになりました。出来てしまってからなんですが、
もうちょっと紫が濃くてもよかったかもしれません (ーー;)
ムラサキシキブは大きめの実はPhotoshopで色付けしたのですが、次第に面倒になって、
後ろの方はIllustratorで描いております。もしかして、Illustratorで描いた実の方が
透明感があるかもしれない、というのは思わぬ計算外でしたが… (^_^;)
まあ、丸い形のものは綺麗に出来るということでしょうかね〜。
構成上、縮小してしまいましたが、それぞれの枝が横長のA3サイズあります。
いずれ大きなサイズでもっと生かせたらいいなあ、とも思うのですが…。