四季彩Gallery

大臣、和琴ひき寄せたまひて、律の調べのなかなか今めきたるを、 さる上手の乱れて掻い弾きたまへる、いとおもしろし。 ーーーーーーーーーーーーーーー源氏物語「少女」
律の調べ
律は呂(りょ)とともに琴などの調子。秋らしい趣きのこと。 「律の風」は秋らしい感じの風。

また突然ですが、「キャリアこぎつねきんのもり」を読んだおかげで、狐さんが

描きたくなったんですね。やはりきつね面を考えていたんですが、なんだかいつのまにか

狐そのものというか、狛狐になってしまいました(^^;)

「私、こんな怖い顔してないよ〜」と言いたげなお使い狐です。

時々人の姿になるこういう眷族もいいなあ、と思ったり…。

事実、伏見稲荷の狛狐はわりと怖い顔をしております。

だからモデルにするのは避けたんですが…。

まあ、日本のどこかの稲荷のお社にはこういう狐さんがいるわけですね〜。

 

 

 

 

当初は拝殿を背景にしようかなあ、とか考えておりました。

が、イメージ通りのお社の資料が見つからず、悩んだあげくに

無難な感じでお山の自然を背景に…。

だからパースが逆になるわけで、これも困りました。

直せる範囲で手直しはしましたが、おかしいところはおかしいです(ーー;)

すみませんが、見ないふりしてやってくださいませ(^^;)

拝殿というか、お社の建物は手前にあるんだと思ってくださいませ。

でも狛狐の位置と微妙にずれているのは、鳥居が山の参道に沿って

建っているからだと思います、多分…(^^;)

手前にはもっと大きな鳥居があるんでしょうね。

 

いい加減な絵を描いております。すみませんです…m(__)m

 

 

 

ちなみに鳥居のデザインは「とおりゃんせ」の時と同じですが、きちんと線画から

描き直しました。やはりあまりに角度が違うと使い回しも不可能ですし…。

いつもはなにげに花の背景を描くことが多いですが、

花だと空間を埋めるのが楽だなあ、と改めて思いました(^^;)

アキアカネは以前の作品の再利用をしております。

 

 

「律の調べ」は俳句の季語。日本語って本当に雅びやかですね〜(^.^)

 

 

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