四季彩Gallery

恋ひ死なば 恋ひも死ねとや玉ほこの 道ゆき人に ことづてもなき (拾遺937) やよや待て 山時鳥ことつてむ われ世の中に 住みわびぬとよ (古今152) かひがねを ねこし山こし吹く風を 人にもがもや ことづてやらむ (古今1098)
言伝
伝えて お陽さまいろの翅で 伝えて 妖精の羽音で 伝えて 透明な香りで つたえて 消えない夢をつたえて

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅、Chimonanthus praecox)

 

名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいが、

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。1月から2月にかけて

黄色い花を付ける落葉広葉低木である。花の香りは強い。

 

ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、

トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。

よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。

ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色である。

 

唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、

中国名も蝋梅であったことにちなむ。

別の説では花被片が蝋細工のようであったことからそう呼ばれる。

 

観賞用の庭木として栽培され、いけばなの花材にもされてきた。

樹高は2〜4mになり、よく分枝する。

葉は対生し、長さ約15cmの長楕円形で先が尖る。

 

また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。

 

《花言葉》

 

* 慈愛に満ちている人

* ゆかしさ、慈愛心、愛情

 

 

 

Wikipediaより

 

季節的にはちょっと早いですが、季節の先取りが信条のサイトですので、

ごく早春のイメージがある臘梅を描きました。

あの独特で半透明な、本当に蝋細工のような花びらを描いてみたかったんですが、

別々に描いていた段階ではちゃんと半透明だったはずが、

背景と合成したらあまりそうは見えないかも…(^^;)

あれ〜?難しいですね。

 

花の場合、A4サイズの紙に手描きするんですが、それを600dpiでスキャンして、

360dpiのA3画面に移す…などということをやっております。

だからどうしても線がやや太くなる傾向がありますよね(^^;)

いっそのこと、花の線画もIllustratorにすればいいんですが…。

なんとなく手描きにこだわってしまう私なのでした。

 

 

 

ちなみに臘梅が日本に渡来したのは17世紀ごろとか…。

ゆえにうっかりと古典の背景には描けない花なんですよね。

でもうすものの衣装にはもってこいというか、

珍しく緑系統ではない袴も描けましたし(^^;)

印刷したら、また大量に黄色のインクを消費しそうですが…。

 

杏珠が持っているのは龍笛のつもりです。

こちらはきちんとIllustratorで描きました。

 

 

 

Copyright (C) 2001-2023,Haruusagi All rights reserved.