四季彩Gallery
ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅、Chimonanthus praecox)
名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいが、
ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。1月から2月にかけて
黄色い花を付ける落葉広葉低木である。花の香りは強い。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、
トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。
よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。
ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色である。
唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、
中国名も蝋梅であったことにちなむ。
別の説では花被片が蝋細工のようであったことからそう呼ばれる。
観賞用の庭木として栽培され、いけばなの花材にもされてきた。
樹高は2〜4mになり、よく分枝する。
葉は対生し、長さ約15cmの長楕円形で先が尖る。
また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。
《花言葉》
* 慈愛に満ちている人
* ゆかしさ、慈愛心、愛情
Wikipediaより
季節的にはちょっと早いですが、季節の先取りが信条のサイトですので、
ごく早春のイメージがある臘梅を描きました。
あの独特で半透明な、本当に蝋細工のような花びらを描いてみたかったんですが、
別々に描いていた段階ではちゃんと半透明だったはずが、
背景と合成したらあまりそうは見えないかも…(^^;)
あれ〜?難しいですね。
花の場合、A4サイズの紙に手描きするんですが、それを600dpiでスキャンして、
360dpiのA3画面に移す…などということをやっております。
だからどうしても線がやや太くなる傾向がありますよね(^^;)
いっそのこと、花の線画もIllustratorにすればいいんですが…。
なんとなく手描きにこだわってしまう私なのでした。
ちなみに臘梅が日本に渡来したのは17世紀ごろとか…。
ゆえにうっかりと古典の背景には描けない花なんですよね。
でもうすものの衣装にはもってこいというか、
珍しく緑系統ではない袴も描けましたし(^^;)
印刷したら、また大量に黄色のインクを消費しそうですが…。
杏珠が持っているのは龍笛のつもりです。
こちらはきちんとIllustratorで描きました。