四季彩Gallery

 花 揺 (はなゆら)
沙羅(さら)の木 /森 鷗 外 褐色(かちいろ)の根府川石(ねぶかはいし)に 白き花はたと落ちたり、 ありとしも靑葉がくれに 見えざりしさらの木の花。 また立ちかえる水無月の 嘆きを誰にかたるべき 沙羅のみづ枝に花さけば かなしき人の目ぞ見ゆる /芥川龍之介
ゆれる 風 ゆれる 想い ゆれる 夢 ゆれる こころ 揺れる花と ひと日の命に
花ゆら

ナツツバキ夏椿、学名:Stewartia pseudocamellia)

 

ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。別名はシャラノキ(娑羅樹)。

仏教の聖樹、娑羅双樹(さらそうじゅ)に擬せられこの名がついたといわれる。

 

原産地は日本から朝鮮半島南部にかけてであり、日本では

宮城県以西の本州、四国、九州に自生し、よく栽培もされる。

樹高は10m程度になる。樹皮は帯紅色でツルツルしており

「サルスベリ」の別名もある(石川県など)。

葉は楕円形で、長さ10cm程度。

ツバキのように肉厚の光沢のある葉ではなく、秋には落葉する。

 

花期は6月〜7月初旬である。花の大きさは直径5cm程度で、

花びらは5枚で白く雄しべの花糸が黄色い。

朝に開花し、夕方には落花する一日花である。

 

ナツツバキより花の小さいヒメシャラ(Stuartia monadelpha)も

山地に自生し、栽培もされる。

 

ナツツバキ属(Stuartia)は東アジアと北アメリカに8種ほど分布する。

 

                                                                                    《花言葉》

愛らしさ

 

 

名所   * 妙心寺東林院(京都府京都市右京区花園)

* 池田山(岐阜県揖斐郡池田町)

* 應聖寺(兵庫県神崎郡福崎町)

 

 

Wikipediaより

 

 

 

近代の花という限定ではありませんが、やはりこの季節には印象の強い夏椿です。

平家物語などで有名な沙羅双樹の花とは別物らしいですね。

でも夏には白い花が似合うなあ、となんとなく思ってしまったり…。

 

杏珠が持っている楽器は日本の胡弓(こきゅう)です。

これも中国の二胡あたりとは別物の楽器らしいです。

形はいかにも日本らしく三味線に似ているかも…。

でも弓で奏でる楽器は日本では珍しいですよね。

おわら風の盆ではこれが使われているそうです。ほのかな哀愁を感じますね。

 

 

 

このシリーズ、一体どこまで続くのやら…(^^;)

私自身がお気に入りのキャラとお気に入りの素材しか

描けない状態になってしまっているので、

当分は仕方がないかなあ、と開き直ってみたりして…(^^;)

花を描いていると徐々に気持ちが癒されてくるのがわかります。

不思議なものですね。綺麗なものにはどうやらそういう効果があるようです。

相変わらず、花の線画のみは手描きしております。

透ける水干、Illustratorだと線画を分けるのがたやすいので、これも定着。

でもやはり着色はPhotoshopだなあ…。私のイメージでは透明感がある作品のために

Photoshopが一番向いてるかも…と思えますしね。

 

 

 

Copyright (C) 2001-2023,Haruusagi All rights reserved.