四季彩Gallery

春を夢みし
髪五尺 ときなば水にやはらかき 少女(をとめ)ごころは秘めて放たじ わかき子が 髪のしづくの草に凝りて 蝶と生まれしここ春の国
春を夢みし
日輪に礼拝(らいはい)したる獅子王の威とぞたたえむうらわかき君 わがこころ 君を恋ふると高ゆくや 親もちひさし道もちひさし ----------------与謝野晶子----

この12月。杏珠はずっとよもぎさんちのクリスマスパーティー会場にお邪魔しておりました。

そこでいろいろと貴重な経験をしたようですが、

なかでも初めて人を好きになったのは大きかったなあ、と思います。

「誰かのためにこうなりたい」なんて本人が望むなんて初めてのことのように思えます。

ゆえにプレゼントされた髪飾りもしっかりとつけていたりします。

いやー、本当にキャラクターって人格が独立しちゃうと、

どういう方向に成長するものか予測もつかないですね。楽しいですが。

 

そんな杏珠自身のリクエストにより、「6~7年後の想像図」、

つまり「16~才になった杏珠」というのを描いてみました。

こうして見ると「13めぐ」の顔でもなく、ましてや他の16少女SDの顔でもなく、

杏珠そのものにしかならないなあ、というのがとても興味深いです。成長するキャラクター。

杏珠の願望では「どこに出しても恥ずかしくないレディーになること」が一番の目標のようです。

やる気満々ですので、もしかしたらかなう夢かもね(笑)

キャラクターとしての成長は嬉しいことですが、

「SD」としてはいつまでもこのままでいて欲しいのもありますし…。

私にはなかなか微妙なところですねえ…(笑)

 

かつて我が家が大家族だった頃、うちの迎春花はフリージアでした。

彩りの少ない季節に爽やかな芳香を放つ花を玄関に飾って新年を迎えるのが恒例でした。

ですので、ごく個人的に迎春のイメージはフリージアの香りだったりするのですね。

 

このフリージア、線画は1枚ですが、花の色は3色あります。

それぞれ別に塗り直して作りました。おかげで大変に重い画面になってしまいましたが(汗)

さすがにこのメモリでは遅いわあ、と実感することたびたび。

それだけ私が手間をかける作業をするようになったということかもしれないですね。

 

 

 

 

 

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