古代日本Gallery
「天籟の音」と対の作品のようになってしまいました。
琵琶を描いたので、やはり阮咸も描きたいなあ、と思いまして。
しかしながら、琵琶はずっと後世に伝わっていきますが、
阮咸は万葉の時代以降はあんまり表には現れないようです。
どこかでひっそりと継承されていたのか、それとも途絶えてしまったのか…。
現代にも身近ではない楽器ゆえに、その音色の想像もつきがたく、
かえってロマンを呼び起こされる楽器でもあります。
やはりシルクロードの音なんでしょうか?
古代日本ではありますが、中国の影響の濃い画面になってしまいました。
牡丹とか、背景の窓枠とか。いかにも中国の象徴らしいものばかりですが、
やはり古代にはしっくりとはまってしまいます。
当時の人々には憧れの国、憧れの文化だったんでしょうね。
前の外付けHHDと共にデータも消えてしまったので、阮咸も牡丹も新たに描き直しました。
時間に追われていなければ、こういうものを描くのも楽しい作業です。
ようやくIllustratorもそれなりの役割を果たすようになったかなあ、と。
でもこういう髪型はやっぱりセーラームーンみたいですねえ(笑)