古代日本Gallery
早春の風の中で、いち早く春を感じて咲く、可憐な花を織る春の女神、
というイメージで描いてみました。紡いだ糸は小花でいっぱいです。
これをいかなる形の絨毯に織ろうかと、女神の心はときめきます。
誰にも見えない聞こえない、かすかで静かな機の音。
今回のテーマは『パスで遊ぼう』ということで、糸を描こうと思っていました。
いつものように人物と背景と領布はそれぞれ別に描いて合成。
今回は糸が目立つように背景に和紙を使っています。
春や秋のふんわりした色彩を出すのに便利です。
仕上げにパスで糸を描いて、手作りの小花のブラシでペタペタと。
本当は機織り機にチャレンジしたかったけど、
無謀に思えて挫折しています(汗)