なんとなく雪柳の花を描いてみたいと思いました。
庭一面に咲き乱れる花をかきわけて、やっと母屋にたどりつく…というような風情の。
でもねえ、こういう花は納まりが悪くて、
意図した出来にはいまいち及びませんでした(汗)
難しいなあ。小さな花はかえって描きにくいこともあるのですね。
それと万葉の時代にはおそらくユキヤナギは存在しません(汗)
万葉の植物と平安の植物と、手に入る資料を調べた限りでは
この花は見つかりませんでした。
もっと後世に入ってきたと思われます。
だからこの絵は本当は嘘です。ごめんなさい。
人物と領布を別に描いて合成しました。
合成してから花などを描き加えたんですが、
衣装がシンプルだから重くならなくて嬉しいです。
花のブラシは例によって作りました。ぺたぺたと点描の世界です。
でも結構大きな花なんです。もっと小さくしてもよかったかも。
古代日本Gallery