星の形の花に寄せる想い…天を突いて咲く紫の花には
ある種のいさぎよさのようなものがあるような気がします。
すくすくと空に憧れて咲くような、この花を私は昔からとても愛してきました。
昔、モノクロのイラストに同じタイトルで、やはり桔梗を描いたことがあります。
改めてカラーで描いてみました。人物の構図などは違いますが、
どうしても自分で花を描きたい、と思ったのはあの時と同じです。
乙女の清らかさに通じるものもありますね。
人物と背景、桔梗の花と領布、それぞれを別に描いて合成しました。
もとの原稿は4枚ですね。いつもなら写真とか使ってしまうところですが、
自分でしっかり花まで描いたのがやはり贔屓たるゆえんです(笑)
百合と並んで愛する花なので。
古代日本Gallery