古代日本Gallery

名残りの花
名残の花

深まる秋、近付く冬の気配の中で、名残りを惜しむように咲く花。

古代の人々も花が少ない季節にこの花を大切に

思ったのではないでしょうか。山茶花のつもりです。

万葉集にでてきたかどうか、記憶にあまりないので、もしかしたらもっと後世に

伝えられた花なのかもしれないのですが、初冬に彩りが欲しくてあえて描いてみました。

まあ、椿にも似てますけどね(笑)

柔らかな小春日和の光をいとしむように咲いています。

 

 

この季節の柔らかな陽射しを表現したくて、背景には和紙を使い、

全体の彩度を下げ気味にしてみました。

陽射しの表現にはオーバーレイモードを使ってみたりしています。

葉っぱにはオリジナルのブラシも作りました。

こういう表現は他の季節でもできそうですね。

 

 

 

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