古代日本Gallery
秋の初め頃、町中でもよく見かける花があります。
色合いが萩に似たその花の正式名称はいまだにわからないのですが、
爽やかな風の中で揺れているさまは夢心地な気分を誘います。
その花と季節のイメージで描いてみました。
なぜか真昼の白い月が似合いそうです。
本来は真っ青な高い秋の空に浮かぶ月ですが、
あえてぼんやりとこういう色調にしてみました。昼寝の気分です。
でもあの花、きっと古代にはなかったでしょうね(汗)
いつもとは違って、白い紙ではなく色のついた和紙に描いてみようと、
和紙のテクスチャを台紙に置いてみました。
で、あくまでも乗算モードで作業しましたので、
もとの紙の色が生きるようにぼんやりした色を置いてみました。
わりと手描きに近い感じかも。たまには違う事を試してみるのも面白いですね。
ちなみにファイルは3枚。領布と月のみ別に描きました。