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観音菩薩(かんのんぼさつ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
繁体字:觀音菩薩、梵: Avalokiteśvara Bodhisattva ,
アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァは、
仏教の菩薩の一尊であり、北伝仏教、特に日本や中国において古代より
広く信仰を集めている尊格である。
「観世音菩薩」(かんぜおんぼさつ)または「観自在菩薩」(かんじざいぼさつ)ともいう。
「救世菩薩」(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。
一般的には「観音さま」とも呼ばれる。
『観音経』などに基づいて広く信仰・礼拝の対象となっている。
また、『般若心経』の冒頭に登場する菩薩でもあり、般若の智慧の象徴ともなっている。
浄土教では『観無量寿経』の説くところにより阿弥陀如来の脇侍として勢至菩薩と共に
安置されることも多い。観音菩薩は大慈大悲を本誓とする。
中国では六朝時代から霊験記(『観世音応験記』)が遺され、日本では飛鳥時代から
造像例があり、現世利益と結びつけられて、時代・地域を問わず広く信仰されている。
Wikipediaより
天使の絵が続きましたが、ふと気が付くとこういうものを描いていました。
どうも殺伐とした世の中に救いのようなものを求めていたのかな?とも思うのですが、
イメージはあちらがわから勝手に降りてくるから真偽のほどはわかりません。
まあ、天使も菩薩もたいした違いはないと思いますが…。
あ、これって観音菩薩?…ということは、もしかしたら仏画なのかな?
と気付いたのも完成間際でした。それも水月観音…。
どうしてこういうモチーフなんだろう??
やっぱり自分では謎です。いつか理由がわかる時が来るのかもしれません。
これを描いているあいだにいろいろと「気付き」がありました。
現在の世の中に存在する「宗教」の中には宗教の本来の真意に達していない未熟な
宗教もどきがかなり存在する、という残念な事実です。
「自分たちの宗教こそが絶対に唯一正しいのだ」とする宗教は、その実は「自分たちの神」
の上にあらゆる神仏を統括する宇宙的なものを意識に置いていません。
それはすべての神仏を内包するものでもあります。
「自分たちが唯一正しい」と思った時から、道はどんどん外れていきます。
そして争いの種にもなり、より多くの人を幸福へと導くための宗教からは
どんどん遠ざかっていきます。
医師であると同時に僧侶でもあるという、ユニークな存在の対本宗訓さんという
方が言われていました。宗教があるにも関わらず、世の中に戦乱が絶えないのは
人類の免疫システムのようである、と。
思想や教義などの「異物」として認識し、攻撃し排除する。
そういうシステムが人類全体に備わっているようにも思えます。
教義が異なる宗教への攻撃や排除はかなりアレルギーに近いですね。
哀しいことですが、真の意味の宗教への進化はおきるのでしょうか?
私はそれを願っているのですけれども…。
今回、水の表現が課題の一つでしたが、意図していたよりも納得出来る形に
なったのは嬉しいです。Photoshopでのフィルタ加工は最小限にしているのですが、
それでもここまで出来たので満足しています。ほとんど偶然の産物っぽい気もしますが…。
もう一度やれ、と言われたらまた出来るかなあ?とは思います。
ま、今回はテクスチャが上手く作れたからの成功例かもしれません。
天使も菩薩も中性的な表現が楽しかったですね。
次のイメージはなにになるか、それもまた楽しみではあります (^_^)