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玄武は中国の神。北の星宿の神格化。玄天上帝とも言う。北方を守護する。
玄武は亀に蛇が巻きついた形をしており、勇猛で武術に優れている。
天と地の間を行き来し、万霊にあがめられ、妖を斬り、魔を除き、
善人に健康と平和で清らかな家庭をもたらすと考えられている。
玄武は水の神でもあり、古代から名亀を所有すると
富と幸運がもたらされると伝えられている。
北方七宿を象るもの
四神の2作目は北方の神、玄武です。イメージカラーは黒。冬の象徴でもあります。
武勇の神ということで、剣を持たせてみました。
北方七宿がどういう風に蛇と亀に見えるのか、実はよくわからないで描いております。
この絵の星の形などはきわめていい加減に描いていますので、本気にしないでくださいね(汗)
星座の図を見てもいまいちよくわからなかったんですよ(汗)
中国の星座は独特だし、西洋の星座に慣れた眼では随分悩みました。
結局ほとんどわかりませんでした(汗)はあ…(ため息)
黒がイメージカラーだというので、サブカラーは紫にしましたが、
もしかしたら紫の方が目立っている可能性もありますね(汗)
事実、#000000の黒というのは絵の中のどこにも使用しておりません。
黒系統の色ばかりでそれっぽく見えないかなあ、と思いまして。
それなりにカラフルな背景になってしまいました。
北の星と北山ですね、京都で言えば。平安京ならば船岡山かな。
どうも京都に住んでいると四神の方角を意識することが多いように思います。
いまでは風水で有名なものですが、都の歴史そのものと共に存在するように感じます。
まあ、これほどわかりやすいモデルはないだろうしね(笑)
今回も下絵は5枚存在します。素材をほぼ同時に作るようになってから、
部分を分けて描いた方がいろいろと便利なもので。
で、剣の輪郭と円形のパターンのみにIllustratorを使用しています。
きちんとした形のものを描くにはやはり便利ですね。
装束は朱雀に続いてどこか平安風のイメージで。
日本の四神ならばどうしてもこういう感じになってしまいます。
どこまでも平安京との関連性の深さから逃れられないみたいですね。
あと残りの2神はどういう感じになるでしょうか。