平安王朝Gallery

貴船菊の 色も終りしきのふ今日 白より冷えし雨となりたり 斎藤 史 秋明菊 風に揺られて定まらず ふんわり分と揺れているなり 大津留公彦
風に揺れる1
十月の 月の光の染め込みて 真白く庭に秋明菊咲く 伊原茂明 秋明菊の 揺れてさかりいるわが庭に 遊ぶか月の光も揺れて 佐藤ヨリ子
風に揺れる2

シュウメイギクには花びらがなく、花びらのように見えるのは萼片が大きく変化したものです。
この世のものとは思えない可憐な咲き姿から、中国で発見された当初は
「秋冥菊」という漢字があてられていました。
日本では、京都の貴船山に多く帰化していたことにちなみ、
「キブネギク(貴船菊)」の別名でも知られています。
花言葉は、「薄れゆく愛情」や「淡い思い」。
開花時期は、8~10月。花色は、白、薄ピンク、紫。

風に揺れるー姫=

古典の中や和歌などに秋明菊を見かけないのは不思議ですが、
ここに挙げたのも現代の短歌ですね。

貴船菊の名前の由来もありますけど、これも今回初めて知りました。

 

秋明菊に決まるまでは難産で、当初は桔梗だったんですが、
その季節がすんでしまって菊にしてみたけど、
菊はそんなに手で持てる花ではないように思って、小菊に変更。
でもピンとこないから秋明菊に。変更を切り返してやっと完成です(^_^;)

 

涼しくなって机に座れる時間がちょっと伸びたので、それがありがたいです。
ただ、お絵描きに集中していると左肩が凝ってるのが
よくわかるとマッサージ師さんに指摘されましたけど(^_^;)
まあ、無事に出来たらそれでいいや。
考えればこの頃年に4作程度しか描いていませんが、
それでも描けないよりはずっといいや(^_^;)
お絵描き瞑想によるなんらかの気付きもありますしね(^^)

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