平安王朝Gallery

天の海に 雲の波立ち月の舟 星の林に漕ぎ隠る見ゆ ーーーーーーーーーーーー万葉集 巻7・1068
天の海月の船
天つ海 月し船浮(う)け桂梶(かつらかぢ) 懸(か)けに滂(こ)ぐ見ゆ月人壮士(つきひとをとこ) 夕星(ゆふつつ)も 通ふ天道(あまぢ)をいつまでか 仰ぎに待たむ月人壮士(つきひとをとこ) 天つ原 い往(い)きて射むと白真弓(しらまゆみ) 引きに隠れる月人牡士(つきひとをとこ) ーーーーーーーーーーーーーーー万葉集
天の海月の船

天の河 八十瀬(やそせ)の浪やあらふらむ 清くもすめる秋の月かな さびしさは 秋のねざめに尽きにけり 荻ふく風にありあけの月

大変に有名な万葉集のかの歌がモチーフです。そのものズバリ、こういうイメージが浮かびました。

万葉集だけど、平安装束なのは不思議ですが、どうもこれが私の世界観になっているらしいですし。

たまには万葉風も描きますが、昔ほどではなくて、今はやはり平安がメインになっていますね。

いや、万葉時代も好きですけどね。

 

作業療法士さんと「好きなもののためなら、どこからかエネルギーが湧きだすのが不思議」という

話をしていて、歴女というと、やはり戦国時代が好きな人が多いのかなあ?と言いながら、

「恭子さんはやはり平安時代ですか?」と聞かれたので、平安末期からさらに昔が特に好きです、と

いう話をしていました。それがまあ、万葉の時代も含めてになるんですけどね。

「好き」というエネルギーはすごいですよね。オタクのパワーなんか感心するくらいですから…。

私もオタクではありますが、二次創作にはあまり興味がないだけエネルギーも弱いところがあって…。

でも二次創作ってすぐに飽きるんだよね。イラスト1、2枚も描いたらそれで満足するのが

私のパターンで。他人さまのキャラをお借りするというのに限界があるのかな?と思います。

 

これも中学生の頃からそうでしたから、よくよくオリジナルしかダメな人間だと思っています。

一般的なアニメファンほどアニメも見てないと思います。

たまにアニメにはまると、夜中の番組とか動画を探して見たりしてましたけど、自分で描こうとは

やっぱり思えなくて…(ーー;) どうやら私はそういう人間らしいですね。

 

 

この作品、おきまりのブルー系統の背景だとちょっと違うかな?と思ったので、暖色系の宇宙に

してしまいました。星空の写真を眺めていると、とりどりの色があるので、別にブルー系に

こだわる必要はないかなあ、ってことで…。たまにはこういう色で。

まあ、ブルーの方が涼しげではありますが…(^_^;)

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