平安王朝Gallery
ノボタン科 (Melastomataceae) ーーーーーーーーーーーーーー
双子葉植物に属する科のひとつ。
草本または木本、つる性のものもある。
約180属4400種の大きい科であるが、ほとんどが熱帯・亜熱帯にのみ分布する。
日本ではノボタン(野牡丹)などの4属7種が南西諸島や小笠原諸島に
(ヒメノボタンは紀伊半島まで)分布する。
中南米原産のシコンノボタン(紫紺野牡丹)は
紫色の大輪の花が美しいのでよく栽培される。
葉は対生。花は子房下位で放射相称、萼片と花弁は普通4または5枚、
雄蕊はその2倍ある。果実はさく果または液果。
奄美群島以南,台湾,中国,東南アジアに分布するノボタン科の常緑低木。
枝や葉に褐色の粗毛があり,葉は卵状楕円形で数条の著しい縦脈がある。
5~8月,径7cmほどの紅紫色の5弁花を枝先に開く。
咲き残りの花ですね。本来、平安時代の日本には存在しないものです。
ご近所で12月になっても咲いている朝顔に驚いたことがありますが、
あれも熱帯性の朝顔だったので、これもそれと同様に長い期間咲くのかもしれません。
紫紺野牡丹は色も似ています。色のバリエーションもそれなりにありそうです。
南アフリカなどでは街路樹として見事な大木になっている写真を見つけました。
秋から冬にかけて咲く樹木の花を探したんですが、山茶花や椿や金木犀はすでに
以前に描いてしまったこともあり、こういう現代の花を描くことにしました。
ありえない画面なのは、そもそも木登りする姫君自体がありえない気がするので
まあ、大目にみていただけると幸いです(^_^;)
いくらか秋らしく見えるかな?と思って、蝶ではなくて赤とんぼです。
(これは使い回し)
実は花の色は3色パターン作りまして、白もあったんですが、結局使いませんでした。
この2色でも十分に華やかになったのでいいかなあ、と(^_^;)
まあ、よくあることですね。作って使わなかったパターン。
小さなはっぱや花のブラシを作ったり、見えないことをあれこれやっていますが、
それも背景の場合、前景に隠れてほとんど見えていません(ーー;)
それなのに手が抜けないんだよなあ…私って。要領が悪いのかもしれません。
たとえ下手でも背景を描かないと気が済まない性分のようです(ーー;)
毎度のことですが、集中力が足りなくて、あまりにも遅々として進まないので、
これは完成に辿り着けるのだろうか?と不安になりましたが、やはり諦めて
投げ出さなければ完成に辿り着けるようです。キャラだけ描いておしまい、というなら
半分の時間と労力ですむものを、どうしても背景まで描かないと気がすみませんでした。
これもこだわりのひとつなんでしょうね…(^_^;)