平安王朝Gallery
熱帯性スイレンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
清純な心・甘美・優しさ・信頼・純情・信仰
そもそも温帯性の睡蓮も平安時代にはありませんでした。
平安時代のころはやはり蓮ですね。そのせいか、いまでも時々、
蓮と睡蓮を混同されているかたがいらっしゃいますが、
今回は睡蓮の中でも熱帯性の睡蓮です。
エジプトのナイル川あたりにはよく咲いていると思われます。
古代エジプトでも意匠によく使われていますしね。
こういうブルーの花は温帯性睡蓮にはないと思います。
でも描きたかっただけです、すみません (^_^;)
涼しげな色合いと透明感のある花びらが綺麗だなあ、と思ったのですが、
その透明感の方がいまいちどこかに行ってしまいました。
いや、「表示レイヤーを結合」するまではあったんですが…。
まあ、仕方がないですね。十二単で青を描くことはかなり珍しいので、
これもいいかと思っております。…してみると日本古来の花で
青い花というのはやはりかなり珍しいことになりますね。
露草とか桔梗あたりかな?朝顔の青はどうかな?紫陽花もあるか…。
それにしては青の装束って少ない気がします。そもそも青(ブルー)の
かさねというのも見当たりませんよね…。
今回も完成までに要した時間は相当のもので、もともとまとめて
集中する時間というのが最近の私にはないのですね。
本当に細切れの作業時間なので、いつも無事に完成するまで
気力が続くかどうか不安になります。やっとやっと完成、という感慨です。
そのわりに完成度が高いわけではないのがすごく悔しいです… (ーー;)
また次の作品でなんとか頑張りたいものです。