平安王朝Gallery
バイカモ (梅花藻)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ranunculus nipponicus var. submersusは、キンポウゲ科キンポウゲ属の水草で、
イチョウバイカモの変種のひとつ。ウメバチモという別名もある。
ただし母変種のイチョウバイカモを広義のバイカモとして扱うこともある[。
なおバイカモ類と言う時には、バイカモ亜属(Subg. Batrachium)の各種のことを指す。
清流中に生育しており、特に初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける。
日本固有種。冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、
西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる。
そのため、都道府県別レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている場合も多くある。
多年生の沈水植物。常緑性。水中に茎を匍匐させ、節から不定根を出して水底に定着する。
茎の長さは2m近くになることもある。
生育適温は15℃で、25℃を超えると生育できなくなる。
なお水位が低下した場合、陸生形となって適応する。
《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーー
幸せになります
あまりに暑いので、涼しげな画面を…と思いつつ描いたんですが、清浄な水を好むこの花が
咲いている川なんて、相当水温低いと思います (ーー;) 泳げるような場所ではないですが、
別に泳いでいるわけではないからいいかあ、と… (^_^;)冷たそうですね。
日本固有種ということは知られていないだけで昔からあったのかもしれませんし…。
人間に比較するともっと小さな花ですが、やや(かなり?)大きめに描いています。
このごろ植物を描くのにIllustratorを使うパターンが増えてきまして、今回の藻も花もIllustratorです。
花は散布ブラシにして散らせばいいか、と思ったんですが、どうもグラデを使うとブラシ定義が
無理らしく、仕方なく塗りを変えてブラシにした次第ですが、まだいまいち定義の方法が
呑み込めていないため、納得出来る形にならなくて、結局Photoshopで調整するはめに。
意外なところに穴がありますね。まだまだ修業です。
ドアップの花の資料も用意したんですが、必要ないかってことでやめてしまいました。
手が抜ける所は抜いてるなあ、というのがこのごろの私です (ーー;)
控えめな花と藻の色合いのイメージからかさねの色を作りました。
意外と黄色のグラデーションが引き立ってくれてよかったなあ、と思っています。
袿は白かそれに近い色しか駄目でしたし、いつも花の色をどういうふうに反映させるか悩みます。
平安女性も同じように悩んだのかもしれませんね〜。
しかしそういう時も自然が一番いいヒントをくれるのは間違いないようです。