さくらばな 霞あまぎる山の端(は)に 日もかげろふの夕暮れの空 花のうへに しばしうつろふ夕づ くひ いるともなしに影きえにけり
花霞
あさみどり 野べの霞はつつめども こぼれてにほふ花櫻かな 人ごとに 手折(たを)らせじとや春霞 こずゑの花をたちかくすらむ
山ひとの 霞をわくる袖のうへに なれしかたみの花の香(か)ぞする あす知らぬ わが身ながらもさくら花 うつろふ色ぞ今日はかなしき

桜の精のバリエーション。若い女性形ですね。

某公募展に出品しようかと思って描いてみた作品です。

が、完成前から自分でもしっくりしないし納得も出来ない、と思っていたら

次に同テーマで描き直したものの方が納得の作品になりました。

ゆえにこれはボツ作品です (ーー;)

 

このようなものを掲載すべきか否か悩みました。

このままお蔵入りにしてもいいかな、とも思いましたが、

それだとこの作品がちょっと不憫かなあ、とも思えたので…。

まあ、これも数のうちというか、彩りを添える感じで掲載します。

 

 

 

描き直した作品も全体的によく似ていますし、見てくださるぶんには違いは

たいした問題ではないかもしれないのですが…。

私が気が済まないからどうしようもないですね。

 

そちらの作品は無事に出展がかないましたら、また別の場所で

ご覧いただく機会があるかと思います。

いずれにしてもこのサイトに掲載出来るのは相当先のことだと思われます。

それらの機会にはどうぞまたよろしくお願い致します m(_ _)m

 

 

 

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