平安王朝Gallery
ジンチョウゲ(沈丁花)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲとも言われる。
漢名:瑞香、別名:輪丁花。 原産地は中国南部で、
日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたとされる。
日本にある木は、ほとんどが雄株で雌株はほとんど見られない。
挿し木で増やす。赤く丸い果実をつけるが、有毒である。
花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。
2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。
つぼみは濃紅色であるが、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放つ。
枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。
花を囲むように葉が放射状につく。葉は月桂樹の葉に似ている。
沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、
丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。
2月23日の誕生花。学名の「Daphne odora」の「Daphne」は
ギリシア神話の女神ダフネにちなむ。
「odora」は芳香があることを意味する。
《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
栄光・不死・不滅・歓楽・永遠
現実に花が少ない季節なので、先取りの早春を描きました。
以前にも描いたことはあるのですが、メインにするのは初めてな沈丁花の花です。
この文字を見た時にぱっと浮かんだのが「沈思」ということで、
さすがに絵は無意識を表現するなあ、と改めて感心する次第です (^_^;)
やはりはしゃぐ気分にはなれませんしね…。
ま、憂いを帯びた春、というのもいいかもしれません。
最初は人間サイズで庭を見ながら階段に腰掛けているポーズのつもりだったんですが、
どうもそれが描きながらしっくりこなくて。
で、いつも描き慣れている花の精スタイルにしたら納得出来る画面になりました。
平安時代に庭に出てふらふらしている姫君はいないでしょうし、
人間サイズの設定がそもそも無理だったのかなあ、と思います。
これくらいの変更はよくあるパターンかもしれませんね~。
方向転換したおかげでわりと気に入った作品になった気がします。
いやはや…、それにしても…。
作品を仕上げてサイトを更新する、という作業がかくも大変なものだったとは… (ーー;)
心ゆくまで(?)そういう思いにさせてくれた介護と並行した生活の真髄でしたね~。
もう、相当の根気と目的意識がなければ、本当に辿り着くのは無理だと思いました。
でも私はなんとしてでも辿り着きたかったので頑張りました。
他の分野では到底無理ですね。きっぱりと (ーー;)
これを描きながらどれだけ自由に使える時間が欲しかったかわかりません。
いかにいままで恵まれていたか身にしみてわかりました。
でもこれからも描き続けます。やっぱり生きている限りはね (^_^;)