平安王朝Gallery

をさな子の鬼灯盛るや竹の籠 鬼灯に妹がうらみを鳴らしける ほほづきの大しづくする籬かな
紅鬼灯
みちすがら鬼灯ともる垣根かな 哀れなる虫鬼灯の灯かな 染め分けて鬼灯は夜のものならず 少年に鬼灯くるる少女あり
紅鬼灯ー杏珠

ホオズキ(鬼灯、酸漿)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ナス科ホオズキ属の多年草。またはその果実。カガチ、ヌカヅキとも言う。

原産地は東南アジアで、近縁種が南欧やアメリカ大陸など温帯に自生している。

主に観賞用や食用として栽培されるが、野生のものもある。

一説に、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子から「頬突き」と

呼ばれるようになったという。 また、「カメムシ(古名:ホウ、ホオ)が

この植物によく集まって吸汁することから「ホオ好き」と呼ばれるようになった」

といった説もあるが、これは一種の民間語源であろう。

なお、ホオズキにしばしば群生するヘリカメムシ科のカメムシは、今日

ホオズキカメムシとの和名を与えられている。

漢字では「酸漿」のほか「鬼灯」とも書く。これは中国語で小さな赤い提灯を意味する。

中国語では酸漿の名のほかに「金灯」「錦灯籠」などとも言い、

英語では Chinese lantern plant と呼ばれている。

平安時代より鎮静剤として利用されており、江戸時代には堕胎剤として利用されていた。

現在も咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、

全草を干して煎じて飲む風習がある地方が存在する。

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

心の平安・不思議・自然美・私を誘って下さい・

頼りない・半信半疑・いつわり・欺瞞

 

 

Wikipediaより

なにが原因かわかりませんが、ものすごく難産で時間がかかった作品です。

気力と根気がまったく続かず、一日にわずかしか進まなかったというのもあるだろな。

こういうのがスランプというやつかしら?と落ち込んでました (ーー;)

それゆえに実は背景も使い回しだったりします。鬼灯は好きなモチーフなので

いままでに何度も描いていますが、背景の使い回しは初めてです、反省。

いずれまた調子が戻ればなんとかなるのでは?と希望を抱きつつ…。

全身図ではないので目立ちませんが、夏の汗衫(かざみ)を着ています。

夏のだから涼しげに見えるように透けていたりしますが、

本当の汗衫がどうだったかは不明です。ま、女童の装束ですから大人しいものでは?と想像。

 

で、鬼灯提灯というのはやたらと浪漫を誘われます。本物の提灯サイズがあるといいなあ、と

思えば、キャラの方をまた小さくするしかないのですが、これもいつものことですね (^_^;)

次はまた枯れた銀色の鬼灯も描きたいなあ、と考えております。そちらは秋かな?

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