平安王朝Gallery

託馬野(つくまぬ)に 生ふる紫草(むらさき)衣(ころも)染(し)め 未だ着ずして色に出でにけり むらさきの 根延ばふ横野の春野には 君を懸けつつ鴬鳴くも 紫の 色こき時はめもはるに 野なる草木そわかれさりける 思ひきや 君か衣をぬきかへて こき紫の色をきむとは
紫心月夢
春日野(かすがの)の 若紫の摺すり衣ごろも しのぶのみだれ限りしられず 淡雪に むらさきだてる梅の花 君しわたらばよそへてもみむ 紫の 色にはさくなむさしのの 草のゆかりと人もこそ見れ

ムラサキゴテン(紫御殿)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

学名 Tradescantia pallida

(または、Setcreasea pallida)

 

開花時期は、 6/ 1頃〜11/ 末頃。

・原産地メキシコ地方。

・葉が全面的に紫で、花も紫。紫づくめ。

名前もそこから来たのでしょう。

けっこう長いあいだ咲いている。

・別名「パープルハート」(紫の”ハート”)

「セトクレアセア」(旧学名の属名)

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

優しい愛情、誠実、変わらぬ愛

 

 

 

より転載させていただきました。

 

 

体調や精神的な不調は、自分でも嫌になるほどくっきりはっきり作品に反映されますね… (ーー;)

それを思うと、さらに強く落ち込みそうになるんですが、

いま現在の私にはこれ以上、どうしようも出来ませんでした。

 

ひたすらに己の至らなさを嘆いております。絵にしろ文章にしろ、

自分でも「すごい!」と思えるような作品なんて、

数年に一度出来たらすごくラッキー、とか思うくらいだもんなあ… (*-д-)-з

 

ともあれ。平安時代に当時の少女たちが日常的に遊ぶお人形はどういうものだろう?

という素朴な疑問が浮かびました。今の時代には残っていませんが、

少なくとも厄除けの紙のヒトガタや藁人形ではなかったろうと思いますしね。

で、描いてみましたら、丸顔&丸い眼で、これはほとんどカントリードールみたいですね (^_^;)

 

布で作るのなら、あり得るんじゃないかと思いますが、引目鉤鼻の時代ですし、

一番違うとしたら「顔」でしょうけどね〜 (^_^;)

まあ、いいや。このあたりの基準は「かわいい系」の

丸くて大きな眼だという想定を取らせていただきますね。

 

 

 

紫御殿はご近所の小さな庭でも比較的よく見かける花です。

これが露草の系統だというのは今回初めて知りました。

確かに花や葉っぱの形がよく似ておりますね。

葉っぱの色が濃い紫というのもユニークですが、それゆえに逆に色を決める時に

悩んでしまいました (ーー;)どうも他の色を使う気分にはならなくて…。

 

単衣の色もかさねの色目も紫、というのもたまにあってもいいかなあ、と思います (^_^;)

ま、今回も色彩の部分は創作になりました。

 

 

 

 

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