平安王朝Gallery

朝なあさな みぎはの草におく霜の 消(け)つつも我は恋ひわたるかな 山かげに 荒れたる霜の我なれば 思ふこころのとけでのみふる
真朱(まそお)の花
雪ふれば 冬ごもりせる草も 木も春にしられぬ花ぞ咲きける 夜もすがら 降りつむ雪の朝ぼらけ 匂はぬ花をこずゑにぞ見る 冬ながら 空より花の散りくるは 雲のあなたは春にやあるらむ

クサボケ(草木瓜、Chaenomeles japonica 英名Japanese quince)ーーーーーー

 

 

実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に

転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したも言われる。

帰化植物(平安時代)。

 

50cmほど。実や枝も小振り。本州や四国の日当たりの良い斜面などに分布。

シドミ、ジナシとも呼ばれる。

花は朱赤色だが、白い花のものを白花草ボケと呼ぶ場合もある。

果実はボケやカリン同様に良い香りを放ち、果実酒の材料として人気がある。

しどみ。地梨(じなし)。減少傾向にある。

11月頃から咲き出すものを「寒木瓜(かんぼけ)」と呼ぶことも。

 

 

《花言葉》ーーーーーーーーー

一目ぼれ・平凡

 

 

 

寒くなると花の彩り自体が少なくなって寂しくなりますね。

柊あたりは平安以前の背景に使うわけにはいきませんし…。

それでもこの草木瓜というのは寒の花もあるということで描くことが出来ました。

日本固有種だとも言われています。

バラ科らしいので、中にはトゲのあるものも存在するようです。

残念ながら私は実物を見た事がないのですが。

名前の響きはいまいちですが、可愛い花の形は気に入っております (^_^;)

 

 

 

ああ、でも今回は(今回も、というべきか?)手間ひまかかったわりに

あんまりたいしたことない出来になってしまいました。

最近は調度などのちょっとした背景を描くのも楽しいのですが、

あまりごちゃごちゃした画面になるのを避けたくて、花だけのバックになりました。

それがよかったのかどうか、自分ではわかりませんが…。

どうも手抜きしたような気持ちになるのはなぜだろう??? (ーー;)

それなりに手をかけてはいるのですが…。ま、こういうこともあるかなあ…。

 

 

 

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