平安王朝Gallery

春をのみ 人はしのべばうの花の かげにかくれて夏や来(き)ぬらむ わがやどの 外面(とのも)に立てる楢(なら)の葉の しげみにすずむ夏は来にけり
若夏の花
きのふまで 馴れしたもとの花の香(か)に かへまく惜しき夏衣(なつごろも)かな 白たへの 雲の糸すぢ乱るなり 天つ乙女や夏そ引くらし

モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(学名:Rosa banksiae)は、中国原産のバラ。

黄モッコウ(ロサ・バンクシア・ルテア)は

秋篠宮家第一女子・眞子内親王のお印である。

 

学名は植物学者ジョゼフ・バンクスの夫人にちなむ

(命名はウィリアム・エイトン)。

 

常緑つる性低木。枝には棘がないため扱いやすい。

花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、

直径2-3cmの小さな花を咲かせる。開花期は初夏で一期性。

黄花の一重や白花には芳香はある。一般的にモッコウバラと

いった場合には、黄色の八重咲を指す。

 

 

性質は強健で、病気も普通のバラと比べると少ない。

成長も早く、けっこう大きくなるので地植えには

それなりのスペースが必要とされる。

 

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「純潔」 「あなたにふわさしい人」「初恋」「幼い頃の幸せな時間」

 

 

Wikipediaより

 

 

モッコウバラ、この季節には毎年山吹などが描きたくなるのですが、

今年はちょっと趣向を変えてみました。まあ、なんとなく山吹にも似てますが…(^^;)

 

平安時代にこの花が渡来していたのかどうか、いまいちよくわかりませんが、

そもそも「花の精」のイメージなんだし、そんなに厳しくこだわらなくてもいいか、と

思ってしまいまして…(^^;) このごろはかさねの色目だって、オリジナルが多いですしね。

なんとなく十二単って描きやすいものなんですね、私には。

別に万葉風でもなんでもいい気はしますが…。

装束の関係で無理やりに平安時代に持ってきたりして…(ーー;)

 

戦後、昭和の終わり頃までは、巫女とか女性神官の装束の中には水干もあったそうです。

いまでもどこかでは使われている装束かもしれません。

なんとなく神に近いイメージが残るのはそれゆえにでしょうか。

結局はただ好きで描いているだけだと思います。

 

こういうかさねの色目みたいな色彩のセンスに心惹かれて仕方がありません。

結局は文化とか美術的な印象にひかれるということなのかもしれませんね。

 

 

ひと月くらいの間が出来てしまいました。精神的に落ち込んでいた時期なので、

きつかったのは事実ですが、描くという作業そのものに癒されたのは確かですね。

抱えている問題が解決したわけではありませんが、

いくらか気持ちの余裕が出来たような気がします。

 

 

 

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