平安王朝Gallery
ネコヤナギ(猫柳、学名:Salix gracilistyla)ーーーーーーーーーーーーー
ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。
山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生するヤナギの一種である。
北海道〜九州までの河川の水辺で見られ、
早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。
他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、
春の訪れを告げる植物とみなされる。
他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。
根本からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。
葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3〜4月。雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。
高さは3mほど。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名は
これをネコの尾に見立てたことによる。花穂は生け花にもよく用いられる。
ネコヤナギの樹液もカブトムシやクワガタムシ、
カナブン、スズメバチの好物である。
《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーー
自由・努力が報われる・親切・思いのまま
Wikipediaより
ネコヤナギといえば、あの銀色のふさふさした花を連想しますが、
実はこういう赤い花房の種類もあるそうですね。
で、その赤いふさふさの写真を眺めているうちに、これは姫君の風情だなあ、と思えてきました。
それが今回の作品のきっかけになりました(^^;)
まあ、毎回代わり映えしなくて申し訳ありませんが…。
まず自分が楽しくなければね、というのがお絵描きの基本ですし、それに忠実に楽しんでます。
しかしながら、あのいかにも子猫っぽいふさふさの感じを描くのって、すごい難しい…(ーー;)
今回、とてもながら「成功しました」とは言えない出来ですが、
これからはまた先の課題ということで、おおらかに見守っていただけると嬉しいです(^^;)
気持ちはすでに早春の趣に飛んでおります。
装束の色はやはり花のイメージですが、いつもの水干のような透ける生地とはちょっと違います。
薄物ではありますが、早春仕様というか、やや厚みもある感じですね。
お仕事で巫女さんの千早を描いた時に、これくらいの透け加減を描いたので、
これもいいなあ、と思いまして…(^^;)ぼかしのような感じがちょうどのようです。
てまりはなんとなく添えてみたものですが、本当はネコヤナギの枝に座らせるのは
大変かもしれない、と、ぶらんこにするかもしれないなあ、とも考えました。
が、まあ、構成してみたらそれなりに座れる角度になったので一安心です。
時々、花の線画の色を塗りたい、とかいうご希望をお聞かせいただくのですが、
その花自体がすでにパーツ構成の代物だったりしますので…。
そういうご希望にはなかなか添えないですね。これも申し訳ないです(ーー;)