平安王朝Gallery
キキョウ(桔梗、Platycodon grandiflorus)ーーーーーーーーーーーーー
キキョウ科の多年性草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。
日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。
万葉集のなかで秋の七草と歌われている「朝貌の花」は本種であると言われている。
根は太く、黄白色。高さは40-100cm程度。葉は互生で長卵形、
ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。
つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。
そのため "balloon flower" という英名を持つ。
つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて6-9月に星型の花を咲かせる。
雌雄同花だが雄性先熟で、雄しべから花粉が出ているが
雌しべの柱頭が閉じた雄花期、
花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある。
花冠は広鐘形で五裂、径4-5cm、雄しべ・雌しべ・花びらはそれぞれ5本である。
なお、園芸品種には白や桃色の花をつけるものや、
鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種や
つぼみの状態のままほとんど開かないものなどがある。
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)
ファイル:Status jenv VU.png
自生株は近年減少傾向にあり絶滅が危惧されている。
《花言葉》
* やさしい愛情
* 誠実、従順
* 変わらぬ愛、変わらぬ心
* 清楚、気品、正義
Wikipediaより抜粋
同じタイトルの作品を以前にも描いたことがありますが、私の中で「星の花=桔梗」という
イメージがすでに定着しているようです。他の発想が出てこないんですよね〜(^^;)
好きな花であるだけに余計にそう感じるのかもしれませんが…。
秋の七草のひとつですが、すでに7月頃から咲き始めます。
夏の花とはいえ、涼しげな形と色合いに涼しさを感じる人が多いのかもしれません。
そのわりに「桔梗」と明記されて和歌に歌われることはあまりなかったようです。
万葉の時代では「あさがほ」と呼ばれているのが桔梗ではないか、と言われていますが。
ちなみに白い桔梗は今回初めて描きました。こちらも清らかな風情ですね。
漱石に「仏性あり」と詠まれておりますが。
しかしながら、このもと画像がものすごく重い!んですよ〜(ーー;)
レイヤーを統合しなければ300MBをゆうに越えてます。
うちのマシンの処理能力の限界に近いかなあ…?
やはり現在の倍のメモリがあってもいいなあ、と改めて思っております。
キャラも花もそれぞれ別に描いてるんですが、合成の段階でそれだけ重くなるんですよね。
サイズが大きいという理由もありますが…。
いつもは背景には乗算モードを多用することが多いのですが、今回は通常モードで
重ねてみました。これはこれでそれなりに奥行きも出るかなあ…?
なかなか作品に関しては100%の満足なんていうのはありませんね〜(^^;)