平安王朝Gallery
バラ(薔薇)とは、バラ科バラ属の種(しゅ)の総称。
バラ属の植物は、灌木、低木、または木本性のつる植物で、
葉や茎に棘があるものが多い。葉は1回奇数羽状複葉。
花は5枚の花びらと多数の雄蘂を持つ
(ただし、園芸種では大部分が八重咲きである)。
北半球の温帯域に広く自生しているが、チベット周辺、
中国の雲南省からミャンマーにかけてが主産地で
ここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播した。
南半球にはバラは自生していない。世界に約120種がある。
「ばら」の名は和語で、「いばら」の転訛したもの。
漢語「薔薇」の字をあてるのが通常だが、
この語はまた音読みで「そうび」「しょうび」とも読む。
また「玫瑰」(まいかい)の異称もある。
欧米では rose / rosa / ruža などのように呼ぶ言語が多く、
また、これらの語が同時に「ピンク色」の意味をもつことが多い。
6月の誕生花である。
季語は夏(「冬薔薇」「ふゆそうび」となると冬の季語になる)。
なお、一般に「ばら」と呼ぶときは、
園芸品種としてのそれを指すことが多い。
日本はバラの自生地として世界的に知られており、
品種改良に使用された原種のうち3種類は日本原産である。
古くバラは「うまら」「うばら」と呼ばれ、『万葉集』にも
「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」
という歌がある。
『常陸国風土記』の茨城郡条には、「穴に住み人をおびやかす
土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、
追い込んでイバラに身をかけさせた」とある。
常陸国にはこの故事にちなむ茨城(うばらき)という地名があり、
茨城県の県名の由来ともなっている。
このように日本人にはゆかりのある植物といえる。
江戸時代には身分を問わず園芸が流行ったが、
バラも「コウシンバラ」「モッコウバラ」などが栽培されており、
江戸時代日本を訪れたドイツ人ケンペルも
「日本でバラが栽培されている」ことを記録している。
また与謝蕪村が「愁いつつ岡にのぼれば花いばら」の句を残している。
また、ノイバラの果実は利尿作用があるなど薬用に利用された。
Wikipediaより
はい。実はこの作品も「花と杏珠」のシリーズの1枚です。
しかしながら、前景のきわめて現代的な薔薇の花以外はきちんと平安時代ですし、
平安時代の作品が寂しいのでここに持ってきてしまいました(^^;)
本当は平安時代の薔薇はこういう品種改良される以前の原種だと思いますね。
けれどもあえてその設定を無視して描いてしまいました。
華やかな平安装束と並べても映える華やかさですし(^^;)
なんとなくお祝いしたい気分の時っていうのは薔薇なんですよね〜。
そういえば30万アクセスの時の記念にも薔薇を描いていましたね。
偶然ですが、やはりおめでたい気分だったと思われます。
お祝いなので、朱夏ちゃんも一緒にいます(^.^)
案外、人の姿で十二単とか着てみたいと考えていたりするのかも…。