平安王朝Gallery

 百 夜 草 (ももよぐさ)
濡れて干す 山路の菊の露の間に いつか千年を我は経にけん 花見つつ 人待つ時は白妙の 袖かとのみぞあやまたれける
百夜草
わりなくも 寝ても覚めても恋しきか 心をいづちやらば忘れん 恋しきに 侘びて魂まどひなば 空しきからの名にや残らん

「百夜草(ももよぐさ)」は菊の異名のひとつです。

他にもたくさんの異名を持つ菊ですが、「草」というあたりが

野菊のような風情を連想させるなあ、と思ってしまいました。

万葉の時代にはまだ伝わっていない花だったかもしれません。

 

はい。これがA3という大きな作品になってしまったイラストです。

人物も花も鏡も線画は全部Illustratorで描いたというか、下絵からトレースしたもの

なんですが、手書きとの違いってわかりますでしょうか?

ここまで縮小するとほとんどわからないように思えるのですが…。

スキャナーよりも大きなサイズになる作品の場合、

これで違和感がなければこのやり方で行こうかなあ、と考えてみたり…。

人物のみでB4サイズありますので、すでにかなり重い画像です。

ですから全部を別に描いて、レイヤー統合してから合成することになりました。

それでも結構大変は大変でしたけどね〜(汗)

 

でも大きなサイズってなかなか描いていても快感です♪

これが癖になってしまいそうな予感がしたりして…(笑)

出力はどうするんだろ(汗)原寸だとA3のプリンタがなければ無理ですね。

当分は縮小サイズでプリントするしか仕様がないかもしれません。

 

 

 

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