平安王朝Gallery

馨る音の…
後の世を なしとする身もこの世にて またあり得ざる幻を描く 花ひとつ 胸にひらきて自らを 滅ぼすばかり高き香を吐く
馨る音の
くれなゐの 薔薇のかさねの唇に 霊の香のなき歌のせますな --------与謝野晶子--------

なんとなくまた与謝野晶子の歌を描いておりますが…。

平安ものでも意外と違和感がないのがすごいなあ、とか思ったりして。

五感を総動員して味わうものってあるよね、という、まあそういう感じです。

こういうドラマのないシーンは描いている本人にもあまり面白くないので、

おそらく見てくださる方にもつまらないだろうな、と思います(汗)

おかげで完成しても落ち込み気分だったり…。ただ単に綺麗なものは

深く思い入れがなくても描けてしまうんですが、それって本来の創作と言えるのか…

また悩んでしまいますね(汗)やはりキャラが生きてないとつまんないよね〜。

 

どちらかというと人物よりも花とか琵琶とか描いている方が楽しかったです。

たまにはそういうのがあってもいいかなあ、とも思えますけれども…。

 

Copyright (C) 2001-2023,Haruusagi All rights reserved.