平安王朝Gallery

 晨(あした)
まわる星の 恒なる夜明けに 静かな祈りの 晨(あした)あり
晨(あした)
祈りの花が 開く音 はるかに響く 鐘の音 光あれと 晨(あした)に

「盛年(せいねん)重ねて来らず、一日再び晨(しん=あした)なりがたし、

時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず」

 

 

……なんつーのもありますが…(汗)

 

蓮というとどうしても祈りの花、というイメージを抱いてしまいます。

特に仏教の影響が強いわけではないのですが、

古代エジプトあたりでも王家と関連の深い花でしたし。

人々は昔から蓮の花に神秘のようなものを見ていたのかもしれません。

そのあたりの連想でなんとなく出来た絵だったりします。

これもきっと深い意味はずっとあとでわかる類いの作品なのかもね、と思っております。

姫君も妖精の類いではなく、明け方の夢幻の中に漂っているのだと思います。

蓮華の夢ですね。ちょっと素敵かも。

 

これは背景は全然別に描いたにも関わらず、合成してみたら

なにやら重い画像になりまして、理由が謎だったりします。

まあ、大体平安ものはレイヤーの枚数が多いので重くなるのが当たり前なんですが。

かさねの色目は「薄絹菖蒲」のつもりです。

涼しげに見えたらいいなあ、と思います。

これも初夏から夏にふさわしい色目でしょうか。

 

 

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