平安王朝Gallery
染色やお裁縫は平安女性のたしなみだったそうですが、
日常でお裁縫をするとしたら、
自分のものはもちろんのこと、家族とか、時には恋人の
装束なども縫ったのかなあ、と想像してしまいます。
当然、一番楽しくてやりがいのあるのはやはり恋人のものなんでしょうね。
で、この姫君も真新しい衣を見て、これを身につけた
恋しい人の姿など想像してみたりしています。
そして頑張ろう、という意欲に燃えていたりするのでした(笑)
この姫君の衣装ですが、若い姫らしく単衣は白、
五つ衣は菖蒲のかさねにしてみました。
かさねの色目というのは実際に描いてみて、
改めて平安人のセンスに脱帽したりしてしまいます。
綺麗な組み合わせに仕上がると嬉しいものです。
今回の花は八重山吹です。一重の花よりも描くのは手間でした。
この花と室内の背景は別に描いての合成です。
屏風の柄などに素材集が大活躍。購入した甲斐がありました(笑)
でも姫君の衣装の柄は手書きだったりします。
この作品でジャスト300枚目のCGです。
最初の頃と比較すると多少なりとも進歩していればいいのですが…。
まだまだ先の道のりは長いですね(汗)