平安王朝Gallery
このあいだから想像していたのですが、平安の女流文学は最初は
現代の同人誌のノリで生まれたのではないでしょうか。
書くことが好きな女性が初めはごく身近な人に読んでもらうために書いて、
それが出来もよかったために口コミで話題になって、書き写しさせて欲しい人が増える。
ファンレターは来る。読者それぞれのご贔屓キャラのリクエストは来る…などなど。
源氏物語の各章などそういうリクエストを受けて書かれていてもおかしくないなあ、
とふと思った次第(笑)もちろんこれは私の想像にすぎませんが。
この姫君も白い紙をひろげて、これから書く物語の構想を練っています。
たまにはエッセイも書いたりして。生まれるまぎわの物語との幸せな蜜月の時です。
背景の花は空木(卯の花)のつもり。なんだか最近花を描くのも癖になってますね(笑)
しっかり模様の入った画像はやっぱりいつものように重いのでした。