平安王朝Gallery

風馨るころ
風薫るころ

緑がいっそう鮮やかに深みを増したころ、山里の友から便りが届く。

添えられていたのは春から初夏へ、季節をはこぶ花。

風がつれてきた緑のかおり。

花に心寄せた友の便り。都の花が咲くのももうじきよ。

そうしたら私も遊びにゆくわね。

 

 

このあいだから、しつこくチャレンジしている白い花です。今回は白い躑躅。

個人的に躑躅はマゼンタの花よりもピンクや白の方が好きなのです。

子供の頃に花を摘んで、甘い蜜をなめたりして、身近な存在だったから、

かえってなかなか描けませんでした。

やー、でも白いから百合に見えたらどうしよう(汗)

 

花とともにもうひとつの白、白い単衣にも初めてチャレンジ。

白は表現が難しそうで、いままで描けずにいたのです。

でも実物の白い単衣はとても綺麗なので、

改めて…描いてみてなかなか楽しかったです。

今回も花と人物は別に描いて合成しました。

なぜか赤系統の色になりましたが、

しばらく緑が続いていたためかもしれません。

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